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淡雪悠理
188
#イラスト部屋
ちい。こたつがめ
652
2,233
#文スト
雲☁️
1,494
ちゅちゅ
ちゅちゅ
ちゅちゅ
ではご覧ください…
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意識が遠のく中、レゼの視界は白く霞んでいく。
冷たいコンクリートの感触も、追い詰めてきたマキマの視線も、もう感じない。
レゼ
耳の奥で、あの夜のプールの水の音がリフレインする。
塩素の匂い、バシャバシャと跳ねる水滴、そして――
デンジ
そう笑った、バカみたいに真っ直ぐな男の子の顔。
レゼ
レゼ
脳裏に浮かぶのは、血生臭い訓練施設でも、爆炎に包まれた街でもない。 夕暮れ時の、オレンジ色に染まった教室。
使い込まれた机に、並んで座る二人。
デンジ
レゼ
なんてことない、ただの放課後。
教科書を片付けて、二人で廊下を走って、昇降口で靴を履き替える。
「またね」って手を振って、別々の家に帰る――。
レゼ
心臓の鼓動がゆっくりと、止まろうとしている。
逃げたかった。任務なんて捨てて、あの日、お祭りで言った言葉の通り、全部捨てて、遠いどこかへ。
視界の端に映ったのは、ひっそりとしたカフェの入り口。
そこには、不器用そうに大きな花束を抱えて、ソワソワとレゼを待っている少年の後ろ姿があった。
誰よりも変なやつで、でも優しくて、誰よりも純粋だった、私のたった一人の理解者。
レゼ
消えゆく意識の中で、レゼは幸せそうに、切なく微笑んだ。
レゼ
その言葉は、誰に届くこともなく、消えていった。
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ちゅちゅ
ちゅちゅ
ちゅちゅ
ちゅちゅ
コメント
1件
みぅです🤍🥀 読ませてもらいました…。 「もし私たちがただの16才だったら」っていうレゼの声、すごく響きました。 普通の放課後、ただの笑い合い、そういう“当たり前”が彼女にとってはそんなに遠くて、手が届かなかったものだったんだなって思うと、胸がぎゅっとなりました。 バカみたいに真っ直ぐなデンジくんの顔を思い出して、切なく微笑むラストシーン、ほんとに美しくて泣きそうになりました。 デンレゼ、永遠に愛される理由がわかるお話でした。こちらこそ、これからも楽しみにしてます🌙