中也
中也
中也 母
中也 母
中也
俺の名前は 中原中也 だ。
今俺を 殴っているのは 俺の実の母 である 。
俺の父は 元々浮気性であった。
毎晩毎晩、母が居るのにも関わらず知らない女性と共に 一夜を過ごし 、夜まで帰ってこない 。
母は、少しでも 父の意識を自分に向けたくて おれを 産んだらしい 。
でもその作戦は失敗に終わった。
「なんで子供なんか産んだんだ?!」
おれが 覚えている父の声である
そのまま 父は 、おれと 母を置いて 家を出てしまった 。
今まで父のお金で過ごしていたから、前まで住んでいたところは もう住めなくなり 、この部屋に引っ越してきた 、
太宰
こいつは 太宰 治。
隣の部屋のヤツで 同じクラスのヤツ 。
こいつは 俺があの部屋に引っ越してきてから 頻繁に話しかけてくるようになった 。
最初はなんだ?と思ったが、段々分かってきた。
こいつ、太宰は おれが 虐待を 受けていることを 知っている 。
知った上で 何らかの情報を得たくて おれに 話しかけてきているのだろう 。
だが おれは 話したくない。
大事にもしたくない。こいつを巻き込みたくない。
だから心配かけないように
中也
いつもの慣れた笑顔を浮かべながら 返事を返す 。
コメント
1件
めちゃくちゃ好きですッッッ!!!!!!!!