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ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
受験勉強?なにそれ?
ゆずちゃん
今回はBATENDなので…読みたい方だけどうぞ‼
これは
最低な俺のお話。
……まぁ
俺も一緒に逝ったんだけど…ね。笑
最低な俺が君を
愛したせいで…。
俺は小さいころから何でもできたし、容姿もいいほうだ。
だからか、小中高、ずっと周りには人がいたし
それなりの地位にいた。
モブ1
モブ2
さとみ
モブ3
モブ1
モブ3
モブ4
さとみ
こんな感じなのだ。
だから俺には気づかないまま、プライドができていた。
なんでも俺が思うように動いてほしい……。
モブ4
さとみ
俺の机の上には大量のラブレター。
靴箱に入れてあったものも入れてざっと100通。
さとみ
ころん
さとみ
廊下に出てすぐ、幼馴染のころんに会った。
さとみ
ころん
ころん
まぁよくあることなんだけど。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
俺は…ころんが好きだ。
でも俺は…
ころんに告られたい。
ははっw。これが
最低な俺の始まりだった。
さとみ
家に帰ってほぼ毎日そんなことを考える。
ん?勉強?そんなのしなくても俺は大丈夫。
さとみ
さとみ
モブ3
モブ4
モブ3
………どうだ?
ころん
……
さとみ
モブ3
さとみ
さとみ
モブ3
俺は大量のラブレターを机に載せる。
まぁこのラブレター全部今までにもらったやつだけど…
……どうだ?
ころん
ころん
………これでも無理か…
さとみ
モブ3
さとみ
さとみ
モブ3
モブ4
さとみ
さとみ
さとみ
さとみ
モブ3
ころん
ころん
さとみ
モブ4
さとみ
モブ4
さとみ
モブ4
さとみ
……どうだ?
ころん
ころん
さとみ
だめだ…
全然響いてない…
俺はいろんな作戦を試す。でも
どれも彼には届かない…
それどころか彼は
ころん
ころん
さとみ
俺はもう最終手段を選んだ。
さとみ
さとみ
モブ4
ころん
モブ4
モブ3
モブ3
ころん
ころんの声にだれも反応を返さない。
さとみ
ころん
少し悲しそうな顔をするころん。
その顔も…好き…
そう。俺が考えた作戦は
俺以外のみんなに無視されてころんが俺に泣きついてくるところで俺がさらにやさしくすること。
流石にここまですれば泣きついてくる…よね?
さとみ
体育の先生
ころん
モブ3
モブ4
ころん
体育の先生
ころん
ころん
ころん
ころん
モブ4
モブ3
さとみ
ころんが孤立したのは早かった。
……まぁ計画通りかな?
さとみ
さとみ
ころん
俺はみんながころんに嫌がらせをする中普通にころんと会話する。
……まぁ普段は俺もモブたちといるけど。
ころん
さとみ
作戦を始めてもう2か月が過ぎようとしていた。
でも
ころんは一向に助けを求めてこない…
俺は今日もころんと家でゲームをしている。
でも平気で笑っている君。
……なんで?
モブ4
モブ3
さとみ
モブ3
ころん
ころんが学校で嫌がらせをされ続けて3か月。
いまだに何も言ってこないころん。
さとみ
俺はいつものように帰りに誘う。
さとみ
ころん
でもまぁもうそろそろだよな…?
そう思ってちらっところんの方を見た。
……君はいつもとかわらない笑顔をしていた。
さとみ
ころん
さとみ
いつもは絶対俺の家に来ていたのに…
でも…まぁしゃーないか。
いつも俺ん家に来た時、いつ助けてっていってくるかなって…
いつも楽しみにしてたけど。
さとみ
さとみ
ころん
ころんは悲しそうな笑顔を見せた
ころん
……
いつも俺ん家に来てたからかな…
ころんの別れ方にすこし違和感を抱きつつ、
おれは家の中に入った。
さとみ
さとみ
どうやらころんと別れた後俺はそのまま
寝てしまったようだ。
さとみ
ふと俺はカーテンを開けて外を見る
俺の部屋は海がよく見えるのだ。……
さとみ
海にある崖の上で
愛しい君を見つけた。
さとみ
そのときころんが
突然俺の方を向いた。
ころん
さとみ
幼馴染だし俺の部屋から海が見えることは知ってるころん。
そのころんが俺の方を振り向いて笑った。
ころん
さとみ
次の瞬間、ころんは…
海に身を投げた。
あの日以来俺は外に出ていない
学校にも、ころんのお葬式にさえいっていない。
ただただ時間が過ぎて行ってた。
さとみ
最低な俺が君を追い詰めた。
それだけがずっと頭の中に残っていた。
あの時、119通報をした俺は
ころんから一件のLINEが来ていることに気づいてすぐに見た。
さとみくん。いままでありがとう‼さとみくんと幼馴染で本当に幸せだった‼僕はなぜかさとみくん以外のみんなに無視されて嫌がらせを受けてた。なんでかわかんない。でもそんななかさとみくんだけずっと話しかけてくれて笑いかけてくれて本当にうれしかった。僕ってなにか悪いことしたのかな笑。でも僕はさとみくんに相談もしたくなかった。だって迷惑かけちゃうもん。だから僕は今日でこの人生を終わらせるね。いつも無理してさとみくんにも笑いかけてたし、いつも学校が地獄だった。僕はもう耐えられない。弱い僕でごめんね。クラスのモブ君たちにもごめんねって伝えといてほしい。僕はもう死ぬから。さとみくん、ほんとうにいままでありがとう‼さとみくんが幼馴染だったことが僕にとって最後の幸せです‼元気でね。ころん
さとみ
ころんは…何も悪くないのにっ……
俺は何もせずただひたすら
ころんに謝っていた。
ころんがもう一度…生き返るわけもないのに…なw
もう何年たったんだろう…
俺は一歩も外に出ず。
生きる意味すらなくしていた。
………今日は…ころんの死んだ日…か。
俺はあの日のように…海を見てみた。
ころん
さとみ
さとみ
一瞬、あの日のように笑っていた君がいた。
さとみ
俺はひたすら海まで走った。
あの場所にころんが立っていた。
ころん
そのままころんが崖の下に落ちていく。
さとみ
その瞬間、俺の体も宙に浮いた。
さとみ
この時俺は気が付いた。
俺は…幻覚を見てたんだ…
グシャッ
さとみ
塩と鉄の匂いのする中で俺は
そうつぶやくことしかできなかった。
ころん
意識が朦朧とする中君があの日のように
悲しそうな笑顔で笑ってた。
ころん
身を投げる直前、俺に言ってたころんの言葉。
ほんとうに…最低な俺。
さとみ
さとみ
俺は最後の言葉を言いきれなかった…けど…
ちゃんと伝わったかな。
最低な俺の天国にいる君への言葉。
ころん
俺は意識が途絶えるまで君の
その笑顔を見ていた。
END
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
ゆずちゃん
300タップお疲れ‼←これで300w
コメント
4件
うぅ~まじで泣けるんだが
少女レイじゃないですかぁぁぁ!めちゃめちゃ好きっす!!