数時間 …
学校が終わって
いつも通りに校門を出た
…
憂鬱だった通学や 、
学校は
あいつに会えるからと
なんだか今日は早く学校が
終わった気がする
s h p
… 会えると思うと …
楽しみになってくる …?
… いやいや 、
俺同姓に こんな気持ち持ったことないし…
s h p
考える度に
頭がこんがらがってくる
…
… これじゃ帰る時間も遅くなる …
早く駅いかないと …
…
s h p
改札に入ったら
電車を待っていた
数分すると
電車が来るから俺は前にいった
…
すると 、白い線の前まで
超えて立っている
松葉杖の学生がいた
s h p
、
今朝 、一緒に駅に来たやつ 、…?
s h p
右から来る電車に
見向きもせず
下の線路を見ながら
俯いていた
s h p
… 彼奴 、
飛び降りようとして 、…
s h p
俺は急いで鞄を離して
全速力で飛び降りようとしている
“ 彼奴 ”
の元へ向かった
…
彼奴は
右足がもう線路に落ちそうで
よく彼奴の顔は見えなかった
右から来る五月蝿い音を出している
電車のことなんて
一切考えなかった
s h p
俺は震えているこいつの手を
引いて
勢いで
自分の体が線路に傾いた
…
視界が斜めになりながら
最後に見えたのは
なにが起こってるのか 分からない人々の顔
、
すぐに察して
歪んだ眉毛と
綺麗なオレンジ色に輝く
目を見開いていた
“ 彼奴 。 ”
一瞬だけ見えたあとは
朝と比べて暗くなっている空
が見えた …こんなの 、 彼奴が持ってる本とおなじじゃん …笑 … あの本の通りだと 、
s h p
… これ 、
…
しぬわ 、おれ 、笑
急に本の事がフラッシュバックして 死ぬのをかくしんした 俺の体は諦めたのか
足掻いていた体は
軽くなって
自然に息をとめ
目をつぶった
…
コメント
4件
終わり…って事ですかね? まだ誰だか明確には出て来ていないのでもしかしたらってありますか? sypさんが少しずつ心を許し始めて良かったな〜と思っていたんですけど まさかっ!ってなりました!思ってもいなかったんですがやっぱり文章が天才過ぎますね!
こ,,これは,,終わり なん です か っ ! !? ,,まぁ,shp 君 から したら “ 彼奴 ” を 守れた から よか っ た の かな,,? 作中 で shp 君 の 心情 の 変化 が 読み取れ て とても 楽しい です っ ! ! やはり 主様 は 神.