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木星
ここが我の部屋だ
地球
木とレンガの内装
地球
それに
地球
金ピカの物が沢山ある
月
エジプト文明由来の
雑貨品……ですね
雑貨品……ですね
木星
あぁ、気に入った
木星
太陽を最高神と崇めるところが特にな
木星
我は昨日の夜はこれらの品を眺めて暮らしていた
木星
昼の間は、そこの月と共に太陽に侍っていた
月
はい、間違いありません
木星
我の能力は、そうだな
木星は地面に落ちていたレンガのカケラを拾い上げると、月の顔面に向けて投げつけた
地球
！
ピタリ、と 月の目前でカケラの運動が止まり， 今度は投げた木星の手の中に吸い込まれる
木星
これが我がチカラ
『引力』だ
『引力』だ
木星
予め触った物と、我の間にある僅かな引力を強化する
話しながら、木星は地面に向かってカケラを落としては引き寄せ、落としては引き寄せを繰り返す
紐の見えないヨーヨーの様であった
木星
強さは自由に調節可能だが、あくまで引き寄せることしかできん
木星
その上、
対象は常に一つのみだ
対象は常に一つのみだ
ぽとりとカケラが地面に落ち、 そのまま戻らずに転がって行く
木星
我からも一つ、話したいことがある
木星
太陽系の外縁、あの連中には気をつけろ
木星
太陽から遠く、その威光たる光も奴らには届いていない
木星
特に天王星は要注意対象だ
木星
アレは氷の惑星、
誰よりも冷酷で冷淡
誰よりも冷酷で冷淡
木星
今回の事件の事を
最も『どうでもいい』と
思っているのは奴だ
最も『どうでもいい』と
思っているのは奴だ
木星
くれぐれも、ヤツのペースに飲まれるなよ
地球
うーん、一応留意させてもらうよ
地球
ここで調べられるのはこれぐらいか
発見！ レンガ
木星
発見！ 光り物
木星
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