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本編スタート!

「おい、パン買ってきて〜」

「ちょ、俺の分の課題もやって」

「この後体育館裏集合なww」

「あ〜殴り足りねぇ…」

「なに泣いてんだよ気持ちわりぃww」

「お前なんて生きる価値ねぇからw」

やめて…

やめて…

やめて!!!

…ッハ!

目が覚めると自分の汗で シーツが濡れていた

っ嫌な夢…見ちゃったな…

最近よくこの夢を見る

中学時代の嫌な思い出

でも、今日からやっと開放されるんだ

(今日は入学式…か)

新しい学校

新しい生活

もうあんな悪夢を見なくて済む

そう思っていた

この日までは…

(早く支度しないと…)

僕はベッドから体を起こし リビングに向かった

おはよ〜

蒼の母

あら蒼おはよう!

蒼の母

朝ごはん作ってあるから食べなさい

いつもありがとう…母さん

うちには母さんと僕しかいない、 2人暮らしだ

小さい頃に両親が離婚して それから女手1つで僕を育ててくれた

母さんには本当に感謝してる

だからこそ母さんには迷惑を かけたくないし心配もかけたくない

だから母さんには中学の いじめの件は一切言ってない

(言ったら心配かけちゃうもんね…)

そして僕は食卓に並べられた トーストに手を伸ばす

いただきます

母さんが焼いてくれたトーストは 温かくてとても心が満たされた

(おいし…)

蒼の母

いよいよ今日からね…

蒼の母

苺山高校での生活…!

うん、ずっと楽しみにしてた!

そして今日は高校の入学式

やっとあの地獄から開放されるのかと思うとわくわくが止まらない

ごちそうさまでした!

蒼の母

気をつけてね…!

うん!行ってきます!

蒼の母

行ってらっしゃい!

救ってくれた君。

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コメント

1

ユーザー

青ちゃん可愛い♡お母様優しそうで良かった!続き見るの楽しみだなぁ!

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