狐
...
今日もつまらない日常がはじまった。 もう何も出来ない。 食事もろくに喉に通らない。 笑うことも出来ない。 私には大切な人がいた
その人はこんな私でも優しくしてくれて、あぁ、思い出したら涙が、
狐
なんで、なんで先に逝っちゃったんですか、?おかめさん、
出会いは本当に偶然だった 私が泣きながら海を眺めている時に、君が隣で声をかけてくれたよね
おかめ
海って綺麗だよね
狐
え、?
おかめ
見てるだけで癒されるって言うか、
おかめ
ってなんで泣いてるの!?
狐
あ、えっと、
おかめ
俺で良かったら話聞かせてくれない、?
狐
実は、
狐
((全てを話す
おかめ
なにそれ、狐は悪くないのに、
誰も私の話なんか聞いてくれなかった。 だけどあなたは違った。 真剣に話を聞いてくれて、誰よりも僕に寄り添ってくれた。 僕は、そんな優しいあなたが好きだった
狐
(ここに来ると絶対に思い出しちゃうんだよね、あの時のこと
狐
はぁ、あの時はあなたに助けられたんですよ、?なのに僕はあなたを助けちゃダメだったんですか、?
それから少しずつ、仲が良くなっていき、私は告白を決心した
結果は成功だった
おかめ
夕日が綺麗だね
狐
ですね、!
おかめ
いつか俺もあっちに行くのか、
狐
え、?
おかめ
ん?笑なんでもないよー!
狐
えー!絶対何かあるじゃないですかー!気になりますよ!
おかめ
なんもないもん!
狐
えーそうですかぁ?笑
おかめ
もーかわいすぎ!
おかめ
キス))
狐
へ!?...///
おかめ
ふふ笑
正直に言うずっとこんなに幸せな日が続くと思ってた
なのになんで、?なんであなたは、
狐
ねぇ待って、!
おかめ
狐か、
狐
何しようとして、
おかめ
ごめん、もう無理なの
狐
ねぇやだ、
おかめ
もう辛いの、
狐
僕ばっかり助けてもらったのに、
狐
ぼくは助けられないんですか、?
おかめ
っ、、きつね、
狐
先に逝かないで、
おかめ
きつね、愛してる、いまのこれからもずっと、
狐
そんなの僕もですよ、
狐
愛してます、
おかめ
今までありがとう
おかめ
愛してる
その言葉を残して貴方は、
狐
なんで、?なんで止められなかったの?
狐
ねぇ、おかめさん、なんでなんですか、
狐
っ、、おかめさん、、
狐
なんで僕を置いて、守れなくてっ、、ごめんなさい
おかめ
狐はなんも悪くないよ、いつまでも俺のことを思ってくれる優しい人、だから、もう自分のこと責めんといて、
狐
おかめさん、、?
貴方の姿はなかった
狐
幻聴、?
狐
おかめさんは私が元気で過ごしてた方が嬉しいよね、
狐
今は元気にできないかもだけど、絶対に元気になっておかめさんの分まで生きますから、!
END