荻原 蒼介
蒼介は校門前でウロチョロしていた。
そんな蒼介の肩の上にポンッと手が置かれた。
荻原 蒼介
柳原 悠
そこには蒼介の友達の柳原(やなぎはら)悠(ゆう)が立っていた。
柳原 悠
荻原 蒼介
荻原 蒼介
柳原 悠
矢野 和樹
荻原 蒼介
校門の影に隠れてる蒼介に気づくことなく、和樹は校舎へと入って行った。
荻原 蒼介
荻原 蒼介
柳原 悠
荻原 蒼介
柳原(やなぎはら)悠(ゆう)。僕のクラスメイト兼友達だ
柳原 悠
柳原 悠
荻原 蒼介
荻原 蒼介
柳原 悠
昼休み
柳原 悠
荻原 蒼介
悠は教室に入り、蒼介の前の席に腰を下ろした。
ピコンッ。
柳原 悠
荻原 蒼介
蒼介はスマホをカバンから2つ取り出した。
柳原 悠
荻原 蒼介
僕は見ての通りスマホを2台持っている
それはもちろん、蒼介の連絡用のスマホと葵の連絡用のスマホ、それを持っているのだ。
荻原 蒼介
なんと通知が鳴ったのは葵の連絡用のスマホだった。液晶画面には矢野先輩と表示されていた。
荻原 蒼介
柳原 悠
荻原 蒼介
蒼介は興奮しながらもスマホの液晶部分をタップしてアプリを開いた。
『今何してるの?』
荻原 蒼介
柳原 悠
柳原 悠
荻原 蒼介
柳原 悠
荻原 蒼介
寂しいの?会いたい。恋しい。和樹くんこそ何してるの?
などとたくさん言葉が浮かんでくる。
荻原 蒼介
蒼介は『今ご飯食べてるよ🍚』と送った。
『今ご飯食べてるよ🍚』
矢野 和樹
矢野 和樹
島崎 伊織
矢野 和樹
島崎 伊織
矢野 和樹
島崎 伊織
矢野 和樹
島崎 伊織
島崎(しまざき)伊織(いおり)は俺の中学からの幼馴染だ
コイツとは親友と呼び合え、全て打ち明けられる仲だ。
でも、俺の趣味が女装とかはさすがに言っていない
島崎 伊織
矢野 和樹
島崎 伊織
和樹はスマホを伊織に見せた。
島崎 伊織
島崎 伊織
矢野 和樹
矢野 和樹
島崎 伊織
矢野 和樹
矢野 和樹
矢野 和樹
島崎 伊織
矢野 和樹
島崎 伊織
島崎 伊織
矢野 和樹
矢野 和樹
島崎 伊織
島崎 伊織
島崎 伊織
矢野 和樹
放課後
荻原 蒼介
荻原 蒼介
荻原 蒼介
荻原 蒼介
美樹
美樹
美樹
荻原 蒼介
蒼介は急いで着替え、それからレジ当番へと入った。
美樹
荻原 蒼介
美樹(みき)さん。
僕より半年前に、ここのコンビニでアルバイトをしているらしい。
歳も年上っぽいし、美樹さんは先輩という感じだ。
荻原 蒼介
荻原 蒼介
美樹
荻原 蒼介
美樹
美樹
荻原 蒼介
美樹
美樹
荻原 蒼介
ん……?美樹さんの笑顔、なんか誰かに似てるような…
荻原 蒼介
荻原 蒼介
荻原 蒼介
美樹
美樹
荻原 蒼介
荻原 蒼介
美樹
荻原 蒼介
荻原 蒼介
ウィーン
その時、高校生くらいの歳の人達が数人店へと入ってきた。
荻原 蒼介
美樹
その人たちは飲料類が入っている冷蔵庫からいくつもの酒を取り出し、蒼介の正面のレジに置いた。
高校生1
荻原 蒼介
荻原 蒼介
高校生2
荻原 蒼介
高校生3
荻原 蒼介
荻原 蒼介
すると、1人が蒼介の襟を掴んだ。
高校生2
高校生3
荻原 蒼介
高校生2
蒼介に向かって拳を振り上げた。
荻原 蒼介
荻原 蒼介
荻原 蒼介
蒼介が目を開けると、横に美樹が立っていて、拳を右手で受け止めていた。
荻原 蒼介
美樹
荻原 蒼介
高校生2
高校生1
高校生3
高校生1
美樹
美樹はスッと携帯を取りだした。
美樹
高校生2
高校生3
一人の男が美樹の携帯を取り上げた。
高校生3
『もしもし?どうされました?』と携帯の中から声が聞こえた。
高校生3
美樹
美樹は男から携帯を奪った。
美樹
高校生2
高校生3
大柄の男が逃げ出すとそれに続き、残りの2人もコンビニから出ていった。
美樹
美樹
美樹は通話をやめた。
荻原 蒼介
荻原 蒼介
美樹
荻原 蒼介
美樹
荻原 蒼介
美樹
美樹
美樹
ウィーンと自動ドアが開いて客が入ってきた。
荻原 蒼介
美樹
美樹
美樹
美樹は服を脱いだり、ウィッグを外すなどして元の姿に戻った。
矢野 和樹
矢野 和樹
自分で言うのもなんだけど、俺って顔整ってる方だから
女装をすると、美人に変身できる
うへへその時の男の視線がおもろいんだよな
矢野 和樹
でも一番の理由は……
矢野 和樹
矢野 和樹
矢野 和樹
矢野 和樹
矢野 和樹
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おほほほほ