優良🌸
優良🌸
優良🌸
優良🌸
優良🌸
聞いてねぇよ
優良🌸
優良🌸
優良🌸
優良🌸
良いよね!?もう付き合ってるけどさ、ほのぼのでも其なりの良さはありまくりだからね!?ね!?((((殴
優良🌸
塩の匂いが漂って、私の鼻の中を悉く通っていく
何時も通る時は全く匂い等しない、強いて云うならば此所の道路を全速力で走る自動車のガソリンの匂いが強烈にくるくらいだ。
だが、今日は風が強いのだろう。
太宰((22
否、今は夏だ。
だから、蒸々とした暑さを撒き散らす光狂う太陽にあたる私は風が強くても汗をびっしょりと、かいて歩道をとぼとぼと歩いている。
何時も滅多に脱がない外套を直ぐに脱ぎ胸元のブローチの裏を人差し指で前に押す。
何時もあまり乱れていない服装は少し秤チャラくなっているような着こなしだ。
其れにしても暑すぎて溶けてしまいそうだ。
先程途中で購入したペットボトルの水も無くなり扇子も団扇も無い。此の状態は非常にまずい。
何処かで氷菓(アイス)でも買ってヒヤヒヤしたベンチに座り日陰で寛ぎながら買った氷菓を方張るという此の夏にぴったりで、贅沢な欲を飲み込む。
太宰((22
ふと、そんな考えが浮かぶ、
今なら暇な筈だ。
否、何時も暇してるね、...
という事を、思ってい乍もう携帯を手汗で濡れた水気のある手で握り締めていた。
そして
プルルルルルップルルルルルッ
あまり聞かない着信音を耳に置き彼の応答を待つ。
そしてプツッと途切れた音がした
太宰((16
大好きな声が耳を通る。
そして、無茶苦茶な頼みを君に押し付ける。
太宰((22
太宰((16
太宰((22
太宰((16
太宰((22
赤く光るボタンをタップして、近くの塀へ凭れる。
火傷しそうな程熱いが我慢をして凭れたまま海の方を見る。
穏やかな波が揺れ、宝石のように綺麗な砂浜、二匹程純白で染まった鳥が通っていく。
心が安らぐ、暑さが少し薄れて空っぽのペットボトルを片手に持つ。
太宰((16
急に後ろから先刻聞いた愛しい声が聞こえた。
君が持っている袋の中にうっすら透けているペットボトルと氷菓が入っていた。
その袋を、見て笑を目を輝かせる。
太宰((22
太宰((16
太宰((22
そして渡された氷菓を口の中に入れる。
とてもひんやりしていて甘い。
太宰((22
舌に染み込んでいく氷菓の汁の甘さで、違う意味で溶けてしまいそう。が、氷菓も此の無駄に暑い太陽に負け汁が滴れて今にも落ちそうになる。 てがベタベタになり汚れるのは嫌だから直ぐに舐めた。
そして全て口に放り込み食べ終わる。
其の所為か頭がキーンとして、手の甲を額に当てる。
太宰((22
太宰((16
太宰((16
太宰((22
君は此の私を見て瞼を閉じ口を少し開けて美しく笑う。
私も釣られて同じように笑う。
太宰((16
太宰((22
太宰((16
太宰((22
渡された冷えたペットボトルを持ち蓋を回す。
そして、ゴクゴクと喉を潤していく。
太宰((16
太宰((22
太宰((22
太宰((16
太宰((22
こんな他愛の無い話をして暑い夏を過ごした。
優良🌸
優良🌸
優良🌸
コメント
17件
…尊
尊いぜぇ……