テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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僕と君の最高最低生活

第4話 - 告白

2024年03月28日

#一次創作BL

#DV彼氏

メンアノ！

中の人

バリバリ書くよキャンペーン！

憂

何それ？

中の人

あ、君たちは知らないか

中の人

まあこの物語次の話で終わりますからね！

中の人

関係ないんですけども！

憂

は？

中の人

ゆ、憂の視線が痛い…

中の人

今日はバリバリ小説を書くんだ！

憂

ふぅん？

雷杞

中の人の言うこと信用できない…

中の人

何でさー！？

中の人

まあ、始めよう！

憂の家

雷杞

(なんか連れてこられたけど、大丈夫かな)

憂

はは、もしかして、緊張してる？

雷杞

し、してないし！

憂

ムキになっちゃってー

あれ、憂、性格変わった？

雷杞

そ、それで？僕に何か用なの？

雷杞

わざわざここに来させて…

憂

まあ、そうだね

憂

まず、ご飯食べよっか！

憂

シェフ～！ハンバーグ作って～！

雷杞

しぇ、シェフ…

憂

ん？どうしたの？

雷杞

い、いえ、何でもないです…

憂

ふーん？

雷杞

(やっぱり金持ちと僕との価値観が違う…)

憂

うーん、何しよっか

雷杞

そ、そうだね

憂

うーん…

憂

君って、俺と会いたかった？

雷杞

急にですね……

憂

あー、会いたくなかった？

雷杞

い、いや、会いたかったけど、会いたくなかった…みたいな？

憂

何それ(笑)

雷杞

自分でも分からない

憂

なるほどね

憂

……命令された？

雷杞

え？

憂

俺に会うように命令された？

雷杞

あ、まあ、うん

憂

やっぱりね

雷杞

え、わ、分かるの？

憂

よく街中で聞くんだよね、そういうの

雷杞

そ、そうなんだ…

憂

まあ、毎日身を隠しながら生きてたんだよね

雷杞

へ、へぇ…

憂

興味なさそうだね

雷杞

まあ、無いから

憂

そっかぁ………

憂

恋愛に興味はある？

雷杞

ま、まあ、あるっちゃあるよ？

憂

なるほど…

憂

監禁とか、興味は？

雷杞

な、無いと言ったら嘘になるかな？

憂

手錠は？

雷杞

少ししか興味は、無いかな

憂

暴力とかは？

雷杞

いや、全くといっていい程興味はない

雷杞

ってか、さっきから何ていう質問してんのさ！

雷杞

頭おかしいんじゃない！？

雷杞

あっ

雷杞

(さ、流石に言いすぎたっ)

雷杞

(流石に今の発言は怒るんだろうなぁ…)

憂

うん、俺、頭おかしいよ？

雷杞

………え、怒んないの？

憂

うんうん、怒るわけがない！

憂

正直に言ってくれる子、好きだから

雷杞

えぇ、気持ち悪…

憂

流石に今の発言は見過ごせないけどね

雷杞

あっ、ご、ごめんなさい

憂

まあ、一度は見逃してやるけど

憂

次は、ないからな？

雷杞

は、、、はい

憂

あっ、ハンバーグ来た

執事

こちら、チーズインハンバーグ～鶏肉と牛肉を添えて～です

雷杞

(ネーミングセンス…)

憂

ありがとう

執事

いえ、また御呼びください

雷杞

………やっぱり、憂って凄いんだ…

憂

まあ、この国じゃあ有名だよね

憂

よく他の国からは賢くて良い子、とかいわれるんだけどね

雷杞

へぇ…

憂

俺って賢いかなー？

雷杞

多分媚売ってるだけだと思うんだけどなぁ…

憂

だよねー

憂

いやぁ、君は分かってくれるね！

雷杞

な、なんか共感できるから…

憂

そっかそっか

憂

…………君に、家族っている？

雷杞

え、何急に？

憂

ごめんね、でも、知りたいんだ

憂

今、君に家族っている？

雷杞

家族……

雷杞

もう、両親がいない

雷杞

だから、一人で暮らしてるんだ

憂

そっか……

憂

辛くない？独りぼっちって

雷杞

そ、そりゃあ、辛いよ

雷杞

悲しいし

雷杞

もう一度お母さんたちに会いたいもん…

憂

………そうだよね

憂

家族は、ほしいよね

憂

戻ってきてほしいよね

雷杞

毎日僕は一人で生きて

雷杞

毎日のように虐められて

雷杞

もう、人生疲れたよ……

憂

雷杞、君はよく頑張ったよ

憂

もし、俺と付き合えるなら、付き合ってくれるか？

雷杞

え、でも、そんなこと…

憂

権力を使えばどうにかなる

憂

勿論、結婚を前提に付き合ってほしいんだ

憂

君が信用できるのは俺しかいない

憂

そうだろう？

雷杞

………そう、かもしれない

雷杞

こんなに話を分かってくれるのは憂以外いないような気がする

憂

でしょ？

雷杞

でも、僕たち男同士でしょ？

雷杞

付き合うなんて…

雷杞

憂にはもっと素敵な人がいるでしょ

憂

そうかもね

憂

でも、君が良い

憂

君じゃなきゃ駄目だ

憂

俺を支えてくれるのは雷杞しかいない

憂

ずっと愛せる

雷杞

………

雷杞

そ、それなら…

雷杞

…喜んで

憂

っ！

雷杞

これから宜しくね、憂

憂

あぁ、宜しくな

二人はこうして

幸せに暮らしました

めでたしめでたし

なわけないだろ！

この幸せは続かなかった

憂の顔には

「守ってやる」

そのような顔が浮かんでいた

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