friend with benefits season1

2023-1-5 AM 7

ベッドから離れて、

ずっとボソボソと

ひとりでつぶやく

記憶を取り戻すためにしょうへいは リビングに来る

カウンターに置いてる水を手にして

軽く飲む。

近くにある空き缶や瓶を見る

ベッドルームのドアが開く

ソロソロとしょうへいに近づく

ありさが抱きついてきて

シャツに顔をスリスリしてくる

少しだけ見つめ合いながら沈黙する

何も言わずにありさにキスする

背伸びしてグイグイ来て

後ろにある台にもたれる。

しょうへいはありさのシャツの中に 手をスルッと入れる

2023-1-5 pm 7 : 23

昨日は

ありさの誕生日だった。

そこに

ゆかとかななみ等も入れて

自分達のメインハウスで

盛大に祝った。

22歳

ちょうど僕がありさと 「また」知り合った時の歳

その歳をありさが迎えた。

けど、

めでたい気持ちとか全くなかった。

むしろ

子供のままで居たかった。

そうやって僕らは誓ったから。

今朝、ありさは僕に抱きついてきたが

少し大人になったありさを見て

ふとなんでか寂しくなった。

けど

ありさからしたら そんなのどうでも良くなってて

「甘えたい日だから…」

そう言ったのに結局僕は、 責められてた

pm 7 : 35

そして

今は自分達が居たニセコのとこに戻った

戻った

けど

しょうへいの指を咥える

咥えてる指の手を支えて、 🍌💦を舐める時の姿を見せる

指を咥えられてるありさの唇にキスする

ありさをスリスリと壁に近づけて、 寄りかかる

「はな」っていう子が 家から付いてきた。

その誕生日会にもゆなも居たから。

2023-1-7 pm 12 : 43

正面から来るしょうへいに気づく

お昼前、

しょうへいが「寂しい」ってLINEしてきて

場所を決めて

そして今、

再会した。

珍しいっていうか、 そうゆう事思うんだって思いながら

ありさはカフェラテを啜る

しょうへいの様子を伺う

ありさは席を立つ

しょうへいに手を差し伸べる

本当の事

なんて言えない。

「ありさが消えてしまうのを考えてた」

なんて。

pm 1 : 48

本当の事が言えないまま

君は目の前にいたまま

時間だけが過ぎていく

2023-1-9 pm 7 : 24

つくづくありさに弄ばれてるな

って

思ってる。

しょうへいに寄り添う

再会して

一時的に心の傷は治っても

定期的に

別れた時のあの深い傷が 未だに自分を蝕む

なんでか分からないまま

2023-1-9 pm 8 : 49

ただ「会いたい」ってだけLINEをして

抑えきれない気持ちを抱いたまま

翔平と再会した、

抱かれる事を期待しながら。

朝もしたのになんて関係ない。

セックスすることがお互いの

心の治療薬だから。

ありさは背伸びして

信号待ちの歩道で、少し長めにキスをする

信号が変わって

しょうへいの腕を引っ張りながら、 街の人混みへ消えていった

それでしか、癒せれないから。

セフレ以上、恋人以上

この関係性は死んでも切り離せない

運命共同体だから。

絶対に離さないから。

離せられないから。

2023-1-13 PM 12 : 09

11日の夜に

ねるの友達の「ちあき」って子と出会った

仕事とかには関係がなくて、

ただの遊び友達として。

どちらかと言えば、 スプラトゥーンのゲーム仲間に近い

その日に、ちあきの家に行ってそこで わちゃわちゃして

ゲーム好きなのを知られて

「スプラって出来ます？」って 聞かれたから

舐められたくない思いで、一緒にスプラをして

そのスプラで意気投合した。

翌朝の5時までやってて、

ちあきもプロゲーマーが負けるくらい ゲームが上手かった。

その一日で距離が縮まって

深い話を、聞いてみたりして

もっと近くなって

僕が

「彼氏とかって今居るの？」

って

意地悪な質問返しをしてる最中にそう言って

ちあきが「ウデマエ上げ、手伝ってくれたらいいですよ？教えても」

って言うから、

昨日に会う約束をして、

ひたすらスプラをしてた。

そして、

　下の自販機で飲みものを買おうとした、

道の、マンションのエレベーターで

ちあきに

キスをされて

あいまいな関係性に変わって、 朝をむかえた

しょうへいはちあきの指をパクっとする

2023-1-13 pm 8 : 32

朝ごはんという名の昼ごはんを食べたあと

またスプラをした。

けど、流石にやりすぎて、飽きてきて

街へ飛び出て、

色んなところをひっつき歩いた。

ゲーセンなんかも行って

足をパタパタしてせかせかする

狸小路を歩きながら

他愛のない話をしてる。

　頷いて、ちあきはバッグから Switchを出す

しょうへいは少し考える

しょうへい・ちあき「？！！」

少しだけ気まずくなる

そう言ったちあきが

なんか拗ねてる様に見えた。

2023-1-14 am 6 : 18

6時でもまだ外は暗い。

早起きとかあまりしないのに

1人だけ

1人だけで期待してた

期待してた自分がバカだ

彼女持ちの子に

襲ってもらおうとか。

けど、

昨日、一昨日より可愛くしたのに

何も言ってくれない、気づいてくれない。

そんな君の事が嫌いになりそう。

まぁ、無理もないか

だって、

ソレに興味無い素振りを 見せちゃってたから。

並の人より

彼氏じゃない人とセックスしたいって 思わない

けど、

しょうへいとなら

いいかなって思えてたのに

そっとしょうへいの上に乗る

お互い、釣られるように寝ちゃってさ。

2023-1-14 pm 9 : 52

煮え切らない雰囲気と関係のまま

朝、起きた後にホテルから出て

家に帰宅して

昼を迎えて、

気づいたら夜になってる。

襲って欲しいなんか言えずに。

2023-1-15

時計は午前2時を指してる、

お風呂入ったあとも、一緒にスプラをして

眠気に負けて、力が抜けたまま

ソファーに寄りかかって寝てる君。

「『フレンド』になろうよ」 って言ったのは

私の方だけど

今になって、

こうゆうフレンドになりたかった わけじゃないって。

寝てるしょうへいに、軽くキスした

エレベーターでした時以来の、キスを。

カーテンを閉めてない窓から光が漏れる

しょうへいの瞳を見る。

しょうへいは力が抜けて、 床にガタッと倒れる

その反動でちあきも前にのめくる

ちあきとしょうへいの距離が近くなる

ちあきはしょうへいに、 強引に激しめにキスをする

しょうへいは頭の少し上隣にある ライトのスイッチを探す

パチッ

しちゃった。

好きな気持ちが抑えられなくなって、

もう、

ゲーム仲間とかどうでもいいや…

罪悪感もすべて、どうでもいいや…

しょうへいがどう思ってるかなんても……

ちあきとしょうへいは笑いあって、

静かにとろけあっていく。

誰にも

教えてないひみつの関係になって

2023-1-16

15日の夜、しょうへいに会いたかったありさが私の家に来た

けど、しょうへいはもう、 私しか見てない

2 : 34

明日、居なくなること分かってるから

もう会えないって思って、入り乱れてやる

しょうへいが居るソファーに軽く飛び込む

しょうへいをソファーのひざ掛けに よりかからせる

ちあきはボトムスの下から しょうへいの🍌💦を触る

ちあきは軽くキスをした

そう言って、ちあきはしょうへいを 腕を引っ張りながら起こして

2人はベッドルームへ消えた