大嫌いなあなた

⚠️BL ⚠️カイ潔

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そんなことを呟いていると、目の前の部屋から新人が出てきた。

俺の声に驚いたらしく、新人は手から鍵を落としてどこかに走って行った

ガチャ

部屋は真っ暗で何も見えないが、うっすらと甘い香りがした

部屋の真ん中の方へ行くと、見た事のある髪型の奴が転がっていた

世一がナニかされたのは直ぐにわかった。 怒りが湧いてきて今すぐあいつを殺したかった。

できるだけ世一が安心できるような声で何度も"大丈夫、大丈夫"と呟いた。

そしたら安心したのか世一の首がかくんと落ちて、眠ってしまった。

世一を優しく抱き上げて医務室へ連れていった。

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カイザーがいることにも驚いたし、何より声量に驚いて飛び跳ねてしまった。

カイザーがあまりに嬉しそうな顔で話すから、少しだけドキッとした。

俺が話したあとカイザーの眉が下がった

俺が起きてから何度も謝ってきて、 "カイザーってこんなに謝るんだ…"と思ってしまった。

また謝ろうとしたから途中でカイザーの口を自分の唇で閉じた。

𝑒𝑛𝑑