冷泉高校3

学校は今日から再開なので、、
登校するか。

お兄ちゃん！
一緒に行こう！

いいぞー、

あ！お姉ちゃんも！

いいよ～。

じゃあ初めての高校生活頑張れよ。

はーい！
行ってきまーす！

いってらっしゃ～い、

くぁ～。

眠いのか？

しっかり寝ろよ。

寝る時間があるならバイトだバイト。

化けもんかよ。

でも唯さんにバイトは
ほどほどにって言われてたよ？

朝いないと思ったら、
先に来てたのかよ。

おう！

バイトばっかしてるといい思い出
作れねぇぞ。

そりゃそうだが、
ねぇ。

何がねぇ。なんだ？
なんかあ、、んぐ。

将影、、、

ぷは！
何すんだよ。

、、、、、、
聖哉にそれを聞くな、
いいな？

お、おう。

え？何々？

蓮も、、この話は深掘りするな。

わ、わかった。
(時風、、怒ってる？)

時風、、別にそんなに
気を使わなくて良いのに、、

いや、だが。

良いって。

、、、、、、はぁ。
無理すんなよ。

わかってる。

、、、、、

ホームルーム始めるぞー。

はーい。

椎名もレイ姉さんも寝たな。
よし、俺も寝るか。

おっと。
なんか落ちたな。
これは、、、、

家族写真、、か、、
、、、、はは。
ろくに思い出もねぇのに、、、
なんで、、涙なんか出んだろうな。
この時俺4歳だぞ、、、
椎名はまだ物心ついてねえし。
まじで思い出なんかないのに、、
てか思い出せねぇ。
、、、、なぁ思い出せねぇよ、、
父さん、、母さん、、　
できるなら、、
もう一度だけでいいから、、、
会いたいな、、、