るぅとside
黄神
んー、、
パチリと目を開く。、、どうやらいつの間にか寝てしまっていたらしい。
右腕で揺れるブレスレッドを見て微笑み、起き上がろうとする。
、、そういえば、僕の頭の下にあるこの感覚は何?
床にしてはとても柔らかいし。
クッションや枕にしては少し温かい。
枕らしいものに触れてみると誰かの太腿だということを理解する。
、、嫌な予感がして、ゆっくりと上を見上げた。
黄神
、、、、
シャラン、、と鈴の音が鳴る。
僕のブレスレッドについている苺の形の鈴と同じ音。
でも今のは僕の鈴ではなく。
青猿
、、おはよ。るぅとくん。よく眠れた?
黄神
、、、、は。
彼の右腕に付けた黄色いブレッスレットの鈴の音。
僕は何と。
ころちゃんの膝の上で寝ていたのだ。
時計をチラ見する。
_____もうすぐ7時。
黄神
、、、、
1時間も寝ていた、、のか?
その間だずっところちゃんの膝の上?
顔が熱くなる。
黄神
こっ、こここころちゃん!!ごごめんね!?
青猿
落ち着いたら?僕は別に平気だし。、、てかるぅとくんご飯ちゃんと食べてる?軽すぎなんだけど
黄神
えっ、、と、、
ゆっくりと目線をそらす僕に彼はため息を着く。
青猿
、、昨日の夜から食べてないんでしょ
黄神
うっ
青猿
だーかーら、何でそんなに自分よりゲーム優先なの!?最初にあった時から思ってたけど食べ無さすぎ!!馬鹿!
図星をつかれ、ころちゃんの顔を見れずなされるがまま肩を揺らされた。
黄神
ごめんなさいごめんなさい
、、
、、
青猿
、、ったく、皆下でご飯食べてるから行くよ!
黄神
はい、、申し訳ございませんでした、、