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私は病気だ
余命2年
なんでだろ
病気になるはずなんて、
なかったのに
あの人を好きになったのは
いつだろうか
コンコン
宮瀬 朱莉
失礼しまーす
磯見 晶
宮瀬か
宮瀬 朱莉
せーんせい！
宮瀬 朱莉
ここの問題教えてくれませんか？
磯見 晶
いいよ
いつも先生は
私の分からないところを
的確に教えてくれる
大学1年なのに
子供扱い
でも、
いつからだろう
先生が
いなくなったのは
宮瀬 朱莉
え…？
宮瀬 朱莉
先生が辞めた…？
モブ先生1
あら、あなたいつも引っ付いていたのに
モブ先生1
知らなかったの？
嘘だ
信じられないよ…
伝えてないよ…
好きなんて…
宮瀬 朱莉
うわぁぁん
モブ先生1
よしよし、大丈夫よ、
私の頭を撫でるその手は
いつもの手とは違って
いつもみたいに
大きくなくて
ゴツゴツしてなくて
包まれてる感じが
全くしない
あれから1年経った
先生は元気にしているだろうか
山下 遥
んでさーw
山下 遥
あれ？ちょっと！朱莉！
先生はどこにいるのだろうか
舞野 繭衣
え？生きてる？
ふと電車から見えたその姿は
磯見先生にとても似てい…
宮瀬 朱莉
磯見先生？！
アナウンス
え〜、○○駅です
アナウンス
ご乗車ありがとうございました
宮瀬 朱莉
ちょ！私ここで降りる！
山下 遥
えっ、ちょ！
舞野 繭衣
どうすんだろね
山下 遥
さぁ？
あともう少し！
あともう少しで！
宮瀬 朱莉
磯見先生！
磯見 晶
宮瀬？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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