呪術廻戦 夢小説 第三章 ストーリー編

そう言って、私に向けて野球のユニフォームを広げ、見せてくれる桃先輩

その場にいた皆が私の周りに集まってくる

私は紙袋の中から服を取出す

派手な色のタンクトップとプリーツスカート

どこからどう見てもチアリーダーのユニフォームである

ポンッ

肩に優しく手を添えられる

哀れそうな目で真依先輩と三輪先輩に見つめられる

憧れの目でチアのユニフォームを私は見つめた

野薔薇ちゃんがそばにより、手を握られる

桃先輩の一言でそれぞれのロッカーの前に戻り、雑談をしながら着替える

そんな感じで、皆の準備が整い、集合場所に向かう

真希先輩に腕を引かれ、強引に野球場へ連れられる

思わずつぶってしまった目を開ける

その場にいた皆と目が合う

五条先生がスマホを構えるのが指の間から見える

そんな一もんちゃくがあり、試合が始まった

野球場に先生の声が響く

人数が少ないため、外野手一人は術式を使って良い事になり、私も出ることになった

チアの服で…

術式で足を補強また、いつでも聖天昇華楽が出せるように準備する

まず京都校攻撃、東京校守備で始まる

桃先輩が打ち、今のバッターは三輪先輩だ

ガキッ！

先輩と庵先生が怒鳴りあっている

京先輩の番になる

しかし、打たないまま終わってしまった…

いよいよ私達が攻撃だ

ポンポンをかるく振って応援する

皆で野薔薇ちゃんに駆け寄る

その後、なんとか野薔薇ちゃんバッターボックスに戻った

伏黒君が送りバント、パンダ先輩が出塁で真希先輩の番になった

キンッ！

桃先輩がほうきに乗って球をとる

二回表、東堂先輩がバッターボックスに立った

虎杖くんと何か話している東堂先輩が見える

浮かびながらそんなことを考える

メキョ

真希先輩の投げた球がガッツリ東堂先輩の顔面にめり込む

そんなこんなで二回裏

こんっ

合図の少し前に駆け出す

ずさあぁぁ

転んですぐにボールは一塁にきてしまった

私の肩を軽くたたいてからバッターボックスに向かう狗巻先輩

見事打ち上げ、出塁！

余裕そうにピースする先輩に思わずピースを返す

キィィン

鋭く、気持ちの良い音が野球場を満たし、球が打ちあがった

桃先輩のグローブの横、すれすれを通り抜ける

狗巻先輩と虎杖くんが一周して戻ってきた

試合結果

２－０

勝者　東京校