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昼休み
屋上でいつもの4人で食べていた
棗
巳波
陽向がスマホを見ながら話して、それに反応する巳波
画面には昨日言っていた女子とのトーク画面。
柊
薫
冷静に答える柊と、無言にパンをかじる薫。
棗
棗
嬉しそうに笑う棗
胸の奥がざわつく
応援するって言ったのは俺なのに_
棗
薫
即答だった
少し強い口調で、冷たく放った。
柊
/横髪を耳にかけ
棗
/気まづそうに弁当食べ
棗
薫
視線は合わさない
それ以上会話は続かなかった
放課後_ダンス部
音楽が流れてるのに息が合わない
顧問
顧問の声で二人は止まる
他の部員も心配そうに見つめている
顧問
顧問
棗
棗
棗
/いつものおちゃらけ笑顔で
顧問
顧問
顧問
薫
集中できてない。
俺は何してんだよ。
体育館裏
自販機で缶ジュースを買い、開ける音が響く
棗
薫
棗
薫
棗
言葉に詰まる
薫
棗
/即答し、近づく
棗
真っ直ぐな目
逃げ場がない
本当は言いたい
デートに行くな。
他のやつも笑うな。って
でも、
そんなこと言える資格は俺にはない。
棗
棗
心臓が跳ねた
予想していなかった言葉
棗
距離が近い
逃げられない
でも言えない。
好きだなんて_
薫
そう言って、横を通り過ぎようとした瞬間、腕を掴まれた
棗
いつにも増して低い声。
薫
棗
薫
思わず声が零れる
棗
棗
棗
棗
/照れくさそうに
棗
その一言が、胸に落ちた
痛いほど、嬉しいのに、苦しい。
薫
/呟く
棗
薫
でも
さっきまでの距離はもうなかった
帰り道
並んで歩くふたり
棗
薫
棗
薫
いつもと変わらない表情
なのに、
もう幼なじみのままで居られない気がした
薫の恋は、確実に進み始めていた。
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