TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

もう、1度だけでいいから 君の声が聞きたい。

一覧ページ

「もう、1度だけでいいから 君の声が聞きたい。」のメインビジュアル

もう、1度だけでいいから 君の声が聞きたい。

1 - もう、1度だけでいいから 君の声が聞きたい。

♥

30

2020年03月01日

シェアするシェアする
報告する

明日は、僕の彼女が死んでからちょうど1年たつ日だ。

どうして、彼女死んだ話をするのか? って、思う人がいると思いますがとても大事な ことなのでみんなに話します。

僕の下の名前は、翔太と言います。

そして、僕の彼女の名前は、美那と言います。

彼女は、病気や事故で死んだ訳じゃない 彼女は、いじめによる自殺で亡くなった。

死因のいじめについて話そうと思う

中3の2月下旬

まず、僕の彼女を紹介する。

名前は、身バレするかもしれないから下の名前だけ書く。
美那 当時15歳 明るく、とても優しかった。
僕の初めての彼女。 僕が、先に好きになって告白をした。
彼女も僕のことが好きだったらしく付き合うことが出来た。

僕と一緒のクラスではなかったけど昼休み毎日美那のクラスに行ってお昼ご飯を食べた。その時間は、僕にとって幸せの時間だった。
美那の作るオムライスが1番好きだった。今でも、味は覚えている。

本当に嬉しかった。
一生大切にするつもりで付き合った。
僕は、本当に美那が好きだった。

2月28日 放課後

美那ー
一緒帰ろ。

僕は、美那と帰るため美那のクラスに行った。
美那は、教室にいたが髪や服が濡れていた。

美那(彼女)

あっ、翔ちゃん!

美那どうして髪や服が濡れているの??

もしかして、誰かにかけられた?

美那(彼女)

違うよwww

美那(彼女)

今日、日直で水道掃除してたら
蛇口開きすぎで水がかかっただけだよ

ほんとに?

心配だ

美那(彼女)

大丈夫だってw
もう、翔ちゃんは心配症だなー(*ˊᗜˋ)

美那(彼女)

私は、そんな翔ちゃんが好きだけどねー

美那(彼女)

タオルで服から待ってて

/////うん。

少し、おかしいと思ったけど美那が悲しい顔をしないで笑っていたから本当に自分で濡れたんだと思った。

僕がここで気づいていれば、美那は、 自殺なんか、しなかったのに・・・ 僕は、当時の自分を何回も恨んだ。

今も、自分が、憎い

美那の本当の思いを気づいていれば・・・

美那(彼女)

ふき終わったよ

美那(彼女)

帰ろ!

風邪ひくなよ?

美那(彼女)

うん。

帰り道

寒くないか?

美那(彼女)

大丈夫!

ならいいけど

美那(彼女)

それより!
昨日、お母さんとハイキューの漫画買ったんだよねー
全巻(σº∀º)σドヤ

※美那は、ハイキューが大好きで、
腐女子です。 でも、僕は美那が腐女子でも好きだった。

僕が、ハイキューの話を書くのは、美那が好きだったってのもあるし、僕もハイキューが好きだって言うのもある。

そういえば、美那は、ハイキューで誰が1番好きなの?

美那(彼女)

絶対、日向!

美那(彼女)

日向は、かっこよくて可愛くて最高の
受けでございます。

www腐女子出てるぞ

美那(彼女)

あっ、いっけね。

美那(彼女)

翔ちゃんは?誰が好きなの?

うーん。僕は、基本的みんな好きだけど、
1番って言われたらツッキーかな

ツッキーが白鳥沢戦でドシャット決めた時すごくかっこよかったからw

美那(彼女)

フム((¯ω¯*))フム
月島くんかー
実は、私、月日が大好物でして┌(┌^o^)┐

ハイハイ、月日の話は、LINEでずっと聞いてるしw

美那(彼女)

月日は、いいですよー?

僕、腐男子ジャアリマセン

美那(彼女)

www私ね、やりたいことあるの!

何?

美那(彼女)

月日なの小説書きたいと思っております。

わぁガンバッテ

美那(彼女)

なんで、棒読みなのよ!

ゴメンってwww

美那(彼女)

じゃあ、あっちだからまたLINEしようねー

美那(彼女)

Bye(´・∀・)/

(∩´∀`∩)バィバィ

次の日、3月1日

美那は、学校に来なかった

美那にLINEをしたらただの風邪って言っていた。

僕は、風邪のお見舞いをしようと思って美那に家に行っていいか LINEで聞いた

美那は、そんな酷くないから、来なくて大丈夫だよ!

心配ありがとう(*^^*)

と言っていた。 この時、無理にでもお見舞いに行っていればいいと思った。

でも、僕は、美那が大丈夫って言ったから行かなかった。

また、次の日 3月2日

美那は、学校に来なかった。

心配してLINE送っても、熱が下がんないだけ 大丈夫!

と言うだけだ。

僕は、美那が早く元気になるよう、願い寝た。

そして、彼女が亡くなった日 3月3日

はぁ、今日も美那来なかったな・・・

ほんとに、大丈夫かな・・・

美那がいないとつまんないや

僕の担任の先生

おい、翔太。

僕の担任の先生

お前のお母さんからさっき電話があった。

僕のお母さんから?

僕の担任の先生

そうだ

先生、慌ててどうしたんですか?

僕の担任の先生

落ち着いて聞けよ。
美那が自殺したそうだ・・・

はぁ?

何言ってるんですか?
美那が自殺なんて、するはずがないでしょう

僕の担任の先生

信じられないと思うが、本当だ。

僕の担任の先生

今からお前のお父さんが迎えに来る

僕の担任の先生

K病院に美那がいるそうだ。

僕の担任の先生

もうすぐ着くから校門で待っておくよう言われた。

(はぁ? まじで先生何言ってんの?
頭、イカれた? )

(美那が自殺するわけ・・・ )

(何かの間違いだ、きっと母さんの勘違いだ。 )

当時の僕は、とても慌てた

急に、先生から美那が自殺したって言われても 理解ができるはずがなかった。

とりあえず、K病院に行くことにしたけど、 僕は、お母さんの勘違いであると思っていた。

病院に着くとロビーに僕のお母さんと、 美那のお母さんとお父さんがいた。

嫌な、予感がした。

そこにいる3人が泣いていた。

美那のお母さんから話を聞いた。 美那は、マンションの5回から飛び降りたらしい。 マンションに住んでる人が気づいて病院に搬送したけど、 即死だったらしい。

僕は、涙が止まらなかった。 どうして、美那が自殺なんか。 ずっと泣いていた。

美那のお母さんが話すのは、辛いから僕のお母さんが 続きを話したくれた。

美那の手には、血まみれの遺書が握りしめられていたそうだ。 遺書には、こう書いてあった。

お母さん、お父さんへ 私を産んでくれてありがとう。 いつも、迷惑をかけてごめんね。 自殺したらもっと迷惑をかけるよね・・・ でも、私は、生きるのが辛いです。 死にたいと思っています。 今まで育ててくれてありがとう。 さようなら。

2枚目

私の大好きな翔ちゃんへ 急に、自殺なんてしてごめんね。 実は、私○○にいじめられてたんだ。 翔ちゃんだけには、迷惑をかけたくなくていじめ ことは隠してた。ほんとにごめんね。 私、いじめに耐えられなかった。 でもね、翔ちゃんといつも一緒に帰ると 辛いこと全て忘れられたんだ。 こんな、私と付き合ってくれてありがとう。 バイバイ

と、書いてあったそうだ。 手紙の文字は、にじんでいて泣きながら書いたのだろうと 警察の人は言っていたそうだ。

僕は、ずっと泣き続けた。 そして、いじめをしていた人を殺そうと思った。 あんなに優しい美那を自殺に追いやった○○を殺そうと思った。

僕と、お母さんは、一旦家に帰るように言われた。

僕は、その夜寝れなかった。 大好きだった美那が・・・

後日、美那の机の中にあった日記を美那のお母さんから貰った。

この、日記は、翔太くんに貰って欲しいと言われた。 日記には、いろいろと書いてあった。 ほとんど、僕の話とハイキューの話で埋まっていた。 でも、自殺する2日前から 辛い。どうして私が・・・ 翔ちゃんに心配かけたくない。 いっその事 死んで楽になりたい。 と暗い言葉ばかり書いてあった。

日記は、途中で終わっていた。 でも、1番最後のページには、文字が書いてあった。 僕は、それを見て泣いた。

日記の最後のページには、僕のことを好きになった理由が書いてあった。 僕は、嬉しかったが悲しみの方が勝った。

私の好きな人。 10月13日 私は、一目惚れをした! その人は、バレー部で、日向みたいだった。 名前は、翔太くんって言うみたい。 名前まで、日向に似てるじゃん!! 同じ学年と聞いた時は、嬉しかった! 両思いになれるといいなー。

僕は、泣くことしかできなかった。 どうして、美那がいじめられていることを気づいてあげられなかたんだと、後悔しかなかった。 どうして、周りの人も美那のいじめのことを話してくれなかったのか怒りも湧いてきた。

僕は、○○のことを殺す。 と思ったけど、そんなことで僕の人生を無駄にしたくなかった。 ○○は、いじめのことがバレ、学校は、退学処分 推薦で決まっていた高校も取り消しになった。 僕は、それだけでは気がすまなかった。 だが、美那ことを思うと殺そうと思う気持ちが無くなった。

僕は、いじめに対する考えが変わった。 美那のような犠牲を出さないためにこの話を書いた。

この話を読んだみんなさんへ

もし、みんなさんの周りにいじめられている人がいたら、
一言でもいいから声をかけてあげて欲しい。
それだけで、その人は、少し救われるから。

もっと、勇気のある人がいたら、いじめをしている人に、
「やめようよ」と言って欲しい。

あなたの言葉で救われる人がいるんです。

僕が、話を書く本当の理由は、美那のやりたいことを、
僕が、変わりにやることで、美那への感謝を表している。

僕は、元々、Googleのサイトで小説を書いていたが、
友達に小説を書くならこれがいいよって言われて
このアプリで話を書くことにした。

いじめのことで相談したい人は、
ぜひ僕のコメント欄に書いてください。
僕の言葉で救われるか分からないけど、
絶対、僕は、その人のことを救いたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

4

ユーザー

そうだね、いじめは絶対ダメだよね! いじめ撲☆☆☆る!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚