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7 - 煙草 青桃

♥

301

2024年03月16日

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青×桃

青さんクズ

青×赤表現有

煙草表現有

ひんやりとした3月風が吹く

その風に髪を揺らされながら彼は煙草を吸っていた

ゴホッゴホッ

まろ、煙草臭い、

んー? フゥー

ッ?! ゴホッゴホッ

俺に息を吹きかけてきた

その息は煙草の匂いが強かった

ちょっと、息吹きかけるのやめてよ、

んふっ、ごめんごめん

なぁ、ないこ、

と言うと、彼は俺の腰に手を回した

ヤろ?

やっぱり、誘ってきた

ほんとは断りたい、でも彼に捨てられたくないから、

いーよ、

俺たちは今日も愛し合う、

俺は彼の秘密を知っている

彼は"りうら"という奴と浮気している

前に見てしまった

彼奴と一緒にホテルに入るところを

"捨てられたくない"

あんな奴に彼を取られたくないから

彼のことが"好き"だから

嫌でも彼の望む方を選ぶ

彼が行為を望むなら行為をする

彼が煙草を吸いたいなら煙草を吸わせる

そうすれば彼に"捨てられる"ことはない

ずっとそう思っていた

行為が終わった後

いつも通り2人で寝るところだった

唐突に彼はこう言った

なぁ、俺たち別れへん?

えッ、

もう飽きたから

別れよ

1番言われたくなかった言葉

"別れよ"

そう言われたとき時が止まった気がした

捨てられる、彼奴に彼を奪われる

頭が真っ白になった

でも、ここで我儘を言ったらもっと彼に嫌われてしまう

だから俺は彼の望む答えを出す

わかった、

今までありがとう、大好きだったよ、まろ

おん、ありがとう

別れてから1ヶ月

ずっと彼を忘れられない

忘れようと思っても

何故か自分の服に彼の匂いが染み付いている

彼が吸っていた煙草の匂い

もう1回嗅ぎたい

別れてからずっとそう思っていた

だから買いに行った

405番の煙草

これは彼と付き合ったときの日付だった

偶然なのか彼が意識してたのか

そんなのもうどうでもよくなってきた

それでも彼のことを忘れられない

どーせなら吸ってしまおう

彼が置いていったライターを使って煙草に火をつけた

勇気を出して煙草を咥えた

スゥーッ

ッ?!ゴホッゴホッ、ゴホッゴホッ

肺が苦しい、口の中が苦い

でも彼の匂いがした

あの屑野郎が..... 泣

煙草が苦しいからか、彼のことを思ったからか、

俺の目から涙が流れていた

大好きだったよッ、"愛してたッ" 泣

煙草の匂いが風に揺れて俺の鼻に近づいてきた

そのとき、居ないはずの彼がいつものベランダに見えた気がした

終わり方が雑すぎる

変な作品できちゃった

屑な青さんに振り回されてる桃くんかわいいね

見てくれてありがとうございました

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