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青×桃
青さんクズ
青×赤表現有
煙草表現有
ひんやりとした3月風が吹く
その風に髪を揺らされながら彼は煙草を吸っていた
桃
桃
青
桃
俺に息を吹きかけてきた
その息は煙草の匂いが強かった
桃
青
青
と言うと、彼は俺の腰に手を回した
青
やっぱり、誘ってきた
ほんとは断りたい、でも彼に捨てられたくないから、
桃
俺たちは今日も愛し合う、
俺は彼の秘密を知っている
彼は"りうら"という奴と浮気している
前に見てしまった
彼奴と一緒にホテルに入るところを
"捨てられたくない"
あんな奴に彼を取られたくないから
彼のことが"好き"だから
嫌でも彼の望む方を選ぶ
彼が行為を望むなら行為をする
彼が煙草を吸いたいなら煙草を吸わせる
そうすれば彼に"捨てられる"ことはない
ずっとそう思っていた
行為が終わった後
いつも通り2人で寝るところだった
唐突に彼はこう言った
青
桃
青
青
1番言われたくなかった言葉
"別れよ"
そう言われたとき時が止まった気がした
捨てられる、彼奴に彼を奪われる
頭が真っ白になった
でも、ここで我儘を言ったらもっと彼に嫌われてしまう
だから俺は彼の望む答えを出す
桃
桃
青
別れてから1ヶ月
ずっと彼を忘れられない
忘れようと思っても
何故か自分の服に彼の匂いが染み付いている
彼が吸っていた煙草の匂い
もう1回嗅ぎたい
別れてからずっとそう思っていた
だから買いに行った
405番の煙草
これは彼と付き合ったときの日付だった
偶然なのか彼が意識してたのか
そんなのもうどうでもよくなってきた
それでも彼のことを忘れられない
どーせなら吸ってしまおう
彼が置いていったライターを使って煙草に火をつけた
勇気を出して煙草を咥えた
桃
桃
肺が苦しい、口の中が苦い
でも彼の匂いがした
桃
煙草が苦しいからか、彼のことを思ったからか、
俺の目から涙が流れていた
桃
煙草の匂いが風に揺れて俺の鼻に近づいてきた
そのとき、居ないはずの彼がいつものベランダに見えた気がした
終わり方が雑すぎる
変な作品できちゃった
屑な青さんに振り回されてる桃くんかわいいね
見てくれてありがとうございました