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大切な人が死んだ日

第1話 - 大切な人が死んだ日

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2023年07月09日

#死ネタ

#百合

れい *

大切な人が死んだ日

⚠️百合⚠️ 地雷さんさようなら

霰

みゆり〜

みゆり

んー？

霰

ううん、なんでもない呼んだだけ笑

みゆり

えぇ〜笑

霰

みゆり〜、好きよ？

みゆり

なん急に笑うちも好きよ、笑

霰

あ〜、友達としてじゃないで？

みゆり

へっ？

霰

いややった？

みゆり

えぇ、全然！！

霰

じゃあ、付き合おうか

みゆり

う、うん！

霰

嬉しいﾆｺｯ

みゆり

はわっ、

霰

じゃ、

みゆり

家まで一緒に行こっか？

霰

ん〜、大丈夫！

みゆり

そう？

霰

うん！

みゆり

わかった！

霰

じゃ、また明日な！

みゆり

うん！また明日！

霰

ばい〜

そう、この日私の大事な人、恋人の

霰は死んだ。

交通事故で

今更昔に戻りたいと思っても、無理だ、霰はもうこの世にはいない

昨日までは元気だったのに、

霰

みゆり〜！

みゆり

どしたー？

霰

ーーーー！！

みゆり

〜〜笑

みゆり

ーーーーー？？

霰

ーーー、！！

たった、昨日まで元気だったのに、、、

みゆり

なんで！泣

みゆり

なんでよ、霰、昨日まで元気だったじゃん泣

みゆり

またあしたねって言ったじゃん泣

みゆり

なんで、なんで、死んじゃうんの！！泣

霰のお母さん

みゆりちゃん、ごめんね泣

みゆり

いえ、お母さんが謝ることではありません泣

みゆり

私が、一緒に家まで行かなかったから泣

霰のお母さん

そんな事ないわ

みゆり

あの時、無理やりにでも霰について行けば良かった、、泣

霰

……………

みゆり

霰、あられぇ、帰ってきてよ、

みゆり

うわぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁ

みゆり

うぅ、

霰のお母さん

みゆりちゃん大丈夫？

みゆり

は、はい、ごめんなさい

霰のお母さん

いいのよ、

霰のお母さん

辛いわよね、

霰のお母さん

泣きたいだけ泣いていいわ

みゆり

ありがとうございます泣

みゆり

でも、そろそろ帰りますね、

霰のお母さん

あら、いいの？

みゆり

はい、

みゆり

本当は霰の傍にいたいんですけど、、

みゆり

親が心配するので、

みゆり

また明日来ます

霰のお母さん

えぇ、わかったわ

霰のお母さん

みゆりちゃん

みゆり

はい

霰のお母さん

霰を最後一緒に見送ってくれるかしら？

みゆり

…！はい！

みゆり

最後まで一緒にいたいです。

霰のお母さん

ありがとう、霰も喜ぶわ

みゆり

はい、！それではまた明日来ます

みゆり

霰、またあしたね

霰のお母さん

気をつけて帰ってね

みゆり

はい、失礼しました。

次の日

みゆり

(霰、戻ってこないかな、、)

みゆり

(無理か、、)

霰

みゆり〜

みゆり

っ！ﾊﾞｯ（後ろを振り向く

みゆり

あれ、今、霰の声が

霰

みゆり〜、前だよ前！

みゆり

クルｯ

みゆり

あれ、？？声が、、

みゆり

幻聴？？

みゆり

幻聴、だよね、霰はもう居ないし

ｷﾞｭｯ

みゆり

…！！

何かが私に抱きついた。

その感覚は霰に抱きつかれた時と同じ

みゆり

あ、霰？いるの？

霰

いるってばー

みゆり

み、見えない、

霰

あー、やっぱりか、

みゆり

へ？

霰

あっはは笑僕死んじゃったから

霰

声しか聞こえないのか笑

霰

残念だな〜、、

みゆり

霰もっかいハグして！

みゆり

今度は正面から！

霰

ん、ｷﾞｭｯ

みゆり

ｷﾞｭｯ！

みゆり

あ、泣

みゆり

霰だ、、泣

霰

あ〜、泣かないの、

みゆり

霰、泣

みゆり

ﾍﾀｯ（地面に座り込む

霰

ほらほら、立って

霰

学校遅れるよ？

みゆり

いいっ、

霰

ダメでしょ

霰

じゃあ、僕も行くから

みゆり

え、、？

霰

ん、だめ？

みゆり

いや、いいけど、

霰

やった！

霰

じゃあ、ほら立って

みゆり

う、うん、

みゆり

ｽｯ

みゆり

霰、居る？

霰

うんいるよ〜

みゆり

手、握れるかな、

霰

ハグできたし出来るよ

みゆり

うん、

霰

ｽｯ（手を握る

みゆり

！！

みゆり

ｷﾞｭｯ（手を握る

みゆり

握れた！

霰

んね！ﾆｺｯ

霰

(みゆり、嬉しそうでよかった、)

霰

(今日か、)

みゆり

おはよ、、

クラスメイト

おはよ！みゆり！霰が、、

みゆり

うん、知ってる、、

クラスメイト2

霰、、、

みゆり

(霰みんなから愛されてんな)

霰

みゆり

ん？（ﾎﾞｿｯ

霰

大好き♡

みゆり

……！

みゆり

僕も大好き♡（ﾎﾞｿｯ

霰

(嬉しい♡)

みゆり

ん”〜、やっと終わった〜

みゆり

霰〜？

みゆり

あれ、？霰？

みゆり

いる？

みゆり

霰！！

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

みゆり

はぁ、はぁ、

みゆり

あ、霰、

霰のお母さん

みゆりちゃん

みゆり

今日、1日、、霰が

みゆり

僕の傍にいたんです。

霰のお母さん

そうだったの？！

みゆり

はい、姿は見えなかったんですけど、

みゆり

声がして、

みゆり

でもさっき声が聞こえなくなって

みゆり

なので、走ってきたんです

霰のお母さん

そうだったのね、

霰のお母さん

そろそろお葬式の人が来て運ばれるから

みゆり

(だから、いなかったんだ)

霰のお母さん

みゆりちゃんもいらっしゃい

みゆり

はい、

霰のお母さん

お母さんには私の方から伝えてあるわ

みゆり

あ、ありがとうございます

葬式が終わり、霰は焼かれた

霰が焼かれるという事実を受け入れたくなかった

焼かれた骨の欠片を拾って

それを''かたみ''にして

霰の分まで生きる。

𝑒𝑛𝑑 終わり方分からなかった。

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れい *

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