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ぺいんと
当時5歳の俺がここに来た時の話。
扉を開けた瞬間、血みたいな匂いがした
いや、絶対血の匂いだった。
始めてこの場に来た俺をお出迎えするように5人が座っていた
クロノア
キョトンとした目で俺を見つめる白髪髪の男の子
しにがみ
俺が怖いのか少し距離を取っている紫髪の男の子
トラゾー
警戒心が強いのか俺の事を目でずっと追っている緑髪の男の子
らっだぁ
まるで人が来るのを分かっていた見たいに笑顔で迎えてくれた青髪の男の子
とも
俺を輝いた目で見つめる赤髪の男の子
研究者
ぺいんと
深くフードを被った男性がこちらに歩いて来た
クロノア
しにがみ
トラゾー
らっだぁ
とも
そいつが来ると、そこにいた5人は
震えたり腰が抜けたり涙目になったり。
そいつがヤバいやつだって確信した
俺ら6人は名前も性別も能力もクランも性格も知り尽くした仲だった
そして少し前、
" 死ぬ時はいっしょ " 。 " 絶対ふくしゅうしようね! " って
7歳の時に決めた約束。
俺らはもう15歳。
研究者
麗(5歳)
研究者
ナンバーを呼ばれ、
連れていかれる
帰ってきたら、獣耳が着いていたり、男になっていたり
麗(5歳)
まぁしょうがないよな。俺ら全員はDクランだもんな
研究者の指示に従って動いて。好きにされて。
研究が失敗すると『使えねぇ』と言って殺される
失敗する方が悪いのに
そんな俺らにも自由時間がある
ぺいんと
しにがみ
クロノア
しにがみ
遊び合って
ぺいんと
クロノア
しにがみ
トラゾー
らっだぁ
とも
笑いあって
泣きあって
教えあって
一緒に寝たり
毎日俺らは一緒に居た
あの時が来るまではね。
次回予告
『おいッ!どこ行くんだよッ、』
『だってッ!!』
『僕と仲良くしてたらッ....__________されるんですよ...?』
『それでも皆が近づいて来るからッ...僕が逃げようって思ったんですよ...』
『...、』
『近づかないでください...』
『待てよッ!!!』
# 2 近づかないで