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アオイ
リン
ペロリ
アオイと名のる男は、 俺の耳を舐めてきた。
アオイ
アオイ
アオイ
リン
彼は逃げ出そうとする俺の手首をつかみ、 柔らかなシーツに押し当ててきた。
リン
アオイ
アオイ
アオイ
リン
彼の舌は首筋から鎖骨へと降りてくる。
リン
ああ。
どうして、 こんな事になってしまったのだろう。
一夜だけの関係。
彼と“も”そうなるはずだった。
アオイ
リン
リン
なのに、なのにどうして……?
俺は後悔しながら、 彼と出会えた昨夜の事を思い出していた。
昨夜のことだ。
俺はとある目的のために、 馴染みのバーで一人飲んでいた。
すると見慣れない男が 断りもなしに隣りに座ってきた。
アオイ
アオイ
リン
リン
アオイ
アオイ
アオイ
リン
アオイ
アオイ
アオイ
アオイ
リン
アオイ
男は熱っぽい視線を向けてくる。
リン
リン
このバーは、いわゆる“ゲイバー”である。
全ての客が身体目的なわけじゃない。
しかし一定数そういう客もいるわけで……
おそらく、 目の前の男もそのたぐいなのだろう。
そして俺も。
リン
リン
リン
リン
リン
リン
アオイ
リン
リン
アオイ
リン
アオイ
アオイ
リン
アオイ
アオイ
アオイ
リン
リン
リン
リン
リン
リン
アオイ
リン
リン
俺は怪しいと感じた直感を信じ、 彼の誘いを断るべきだったんだ。
紳士の皮を被った、悪魔に捕まる前に。