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俺は小瀧望。

公立の高校に通ってる高2。

...俺は虐められとる。

前に虐められてる奴助けたら 今度は俺が標的になってしもて。

それからずっと、って感じ。

やから、俺はいつも窓側で外眺めとる。

運がいいことに席替えで 一番窓側の前から3番目になってん。

一番人目に付きにくいとこ。

まあ、そんな感じで授業中も休み時間もずっと1人。

もうほんとに虐められっ子って感じやな。

黒縁メガネに髪も長くて、前髪は目の下あたり。

...でもな、俺には苦手な奴がおんねん。

それがな、

青 .

うぃーす、

青 .

今日は早めに来れたわー、

赤 .

流星おはよー、

赤 .

また女遊びか?

青 .

ん、まあな、

赤 .

昨日の女はどうやったん?

青 .

全然あかん。次の女見つけるわ。

赤 .

もうやめって、笑

青 .

そう簡単には辞められへんのよねー、笑

隣で重岡と楽しそうに話してる奴。

...藤井流星。

俺の隣の席の男。

女遊びが酷くて、クラスの人気者。

藤井の周りにはいっつも女子が集っとる。

...俺の苦手なタイプ。

人気者で女遊びが激しい。

そして周りには常に女子。

俺とは絶対気が合わん。

卒業まで絶対に誰とも話さん。

そう決めとったのに–––––––

さようならー

6時間目も終わり、下校の時間。

部活に行く人もおれば、家に帰る人もおる。

まあ、俺は家に帰る方なんやけどな。

でも今日はちゃう。

なんか先生に呼び出されて。

放課後ちょっと残れって言われて。

なんか悪いことしたっけな。

てかなんで俺残る言うたんやろ。

なんで断らんかったんやろ。

あーもう。

そんなことを考えていると。

青 .

...帰らんの?

桃 .

え、?

後ろから誰かに話しかけられ、俺は振り向いた。

桃 .

ふ、藤井、?

青 .

あー、名前知ってんねや。

桃 .

ま、一応。

桃 .

隣の席やしそれくらい知っとるやろ。

青 .

確かにな、笑

青 .

って、お前帰らんの?

桃 .

まあ、先生に残れって言われて。

青 .

あー、そうなん?

青 .

実は俺も残れ言われてな。

青 .

なんか悪いことしたかなー、、

あなたに関しては悪いことしかしてない気がするなんて、 口が裂けても言えない。

すると。

おー、お前ら。

ちゃんと残ってくれてたな。

桃 .

そら、残っとりますよ。

ま、それが当たり前やもんな。

じゃあ。

小瀧。

桃 .

はい、?

藤井に勉強教えてやってくれ。

桃 .

...は、?

青 .

は、?

青 .

なに言うとんねん。

まあまあ、そう言わずに。

学年でもトップレベルの小瀧なら、

藤井に勉強教えられるだろ。

藤井もこれ以上赤点取ると留年するぞ?

青 .

留年は嫌やけど、、

じゃあ勉強しろ。

じゃ、小瀧よろしく。

桃 .

え、

それじゃ。

桃 .

待ってください先生、!!

青 .

はあ、もうなんやねん。

青 .

自分だけ呑気にしやがってよ。

桃 .

...

青 .

...

2人の中で気まずい沈黙が続いた後。

藤井が口を開いた。

青 .

...勉強、する?

桃 .

...しよっか。

俺は仕方ないと思いながらも進めた。

桃 .

藤井は何が苦手なん?

青 .

俺はー、数学やな。

桃 .

数学かー...

まあ、苦手でもないけど得意でもないって感じやな。

まあ、こいつの事やし基礎も分からんやろな。

方程式から教えていくか。

桃 .

じゃ、まず方程式から教えていくな。

青 .

お願いしまーす

桃 .

えっとまず、、

そして1時間半ほど過ぎ...

桃 .

おお、全問正解。

桃 .

凄いやん。

青 .

ま、これくらい余裕やな。

最初の方全然分からんかったくせに。

まあ、そんなことはどうでもよくて、

そろそろ片付けるか。

桃 .

じゃ、そろそろ片付けよっk...

桃 .

...え、?

俺が藤井の方を見ると、

俺の顔から20cmほどしか離れていない 藤井の顔があった。

桃 .

ど、どうしたん、?

桃 .

ち、近いて、

青 .

なんかさー、

青 .

小瀧ってこう見ると案外可愛ええ顔しとるよな。

桃 .

は、っ?!

青 .

いっつも遠くからしか見とらんかったけど。

青 .

近くで見ると案外可愛ええんやな。

桃 .

い、いや、何言うとん、、

俺が言葉を言い切らずに藤井は俺の髪の毛を掴んだ。

そして俺は顔をぐいっと上げられ、

桃 .

ふ、ふじ、、

俺が藤井と言い切る前に。

俺と藤井の唇が重なった。

桃 .

んん、...

桃 .

っは、なにすんねん、っ

青 .

ん?可愛かったから。つい。

...は??

青 .

俺、お前のこと気に入った。

桃 .

...え、?

青 .

今日はありがとな。

青 .

そんじゃ!

桃 .

っ...

なんでやねん。

俺の苦手な奴やのに。

心臓が高鳴っとる。

俺は1人取り残された教室で 呆然と突っ立っていた。

それからと言うもの。

藤井はやけに俺に話しかけてくるようになった。

そのお陰で女子からは睨まれる。

あー、怖い怖い。

ま、俺は藤井がいるから心強いけどな。

桃 .

ふ、藤井、

青 .

ん?...ああ、小瀧か。

青 .

どうした?

桃 .

今日の放課後も先生が、、

青 .

...ああ、残れって?

青 .

...わかった。今日もよろしく。

桃 .

...うん。

その時も女子からの猛烈な視線を感じた。

あー、女子こわ。

そして放課後。

いつもの様に勉強を教えていると。

青 .

なー、小瀧ー

桃 .

ん?

青 .

小瀧さぁ、

青 .

そろそろ俺のこと藤井って呼ぶの辞めてくれん?

...となると?

桃 .

藤井くん?

青 .

っ、ちゃうちゃう、笑

桃 .

え、?

青 .

...流星って呼んで欲しいんやけど。

桃 .

え、?!

桃 .

むりむり、

そんなことしたらまた女子から言われる、!!

青 .

お願い。

青 .

なぁ。

桃 .

いや、でも、、

青 .

のぞむ。

桃 .

っ、?!

俺は自分の顔が赤くなっていくのがわかった。

桃 .

お、おい、急には良くないって、

青 .

な、俺も望って呼ぶから。

青 .

流星って呼んで。

桃 .

え、、

桃 .

り、りゅう、せい、

青 .

っ、

その瞬間、流星の顔も赤くなってるような気がした。

最悪や。

昨日あんなこと話したから、

流星のノート間違えて持って帰ってきてしもた。

しかも次の時間のノート。

今は休み時間で周りには女子しかおらん。

やば、今渡したらどうなることか、、

でも次の時間ノート無かったら流星困るよな、、

いや、もうどうにでもなれ!!

桃 .

な、なあ、流星、

青 .

ん?...ああ、望。

青 .

どうしたん?

その瞬間、俺は女子から鋭い視線で睨まれた。

桃 .

あ、あの、これ、、

桃 .

昨日間違えて持って帰っちゃったから。

青 .

ああ、ありがと。

すると。

おい。

桃 .

は、はい、

お前、なに気安く流星に話しかけてんの?

しかもお前が流星呼びとかキモイんだけど。

桃 .

す、すみません、、

俺が流星呼びした事で、周りの女子から 色々言われる羽目に。

まじキモイ。

さっさと消えろよ、っ!

どんっという音がして、

俺の体は後ろに投げ出された。

もうダメや。

そんなことをしていると。

青 .

っ、、

何かに包まれる感覚があった。

そして、後ろを向くと。

青 .

...大丈夫か?

桃 .

流星、?!

...そこには流星がおった。

流星、?!なにしとん?!

青 .

お前らこそ、望に気安く話しかけんなや。

青 .

俺と望には二度と関わんな。

っ、、

もうええ!!

桃 .

流星、?

桃 .

大丈夫なん、?

青 .

大丈夫やって、

青 .

なーしげー?

青 .

俺と小瀧早退したって先生に言うといてー

赤 .

おけー

そう言って、俺と流星は帰りの支度をして 教室を出た。

桃 .

流星、?

桃 .

...ありがとう。

桃 .

助けてくれて。

青 .

...そんなん当たり前やろ。

青 .

気になってるやつのこと、放っておけないやろ。

桃 .

え、?

流星、、今、なんて、?

青 .

...お前のこと、気になっとんねん。

桃 .

...!

青 .

可愛ええ顔しとるし。

青 .

虐められてるけどさ。

青 .

それって元々虐められとった奴を助けたからやろ?

青 .

その優しさとかにもさ。

青 .

色々。

桃 .

...今度の標的は俺、?

青 .

は、?

桃 .

いや、女遊び激しいって聞いたから。

桃 .

今度は俺なん?

青 .

...ちゃう。

青 .

俺は本気やで。

桃 .

ほんまに、?

青 .

うん。

桃 .

じゃあさ、連絡先交換させて。

青 .

、うん、わかった。

桃 .

もう告白してるってことでええよな、

青 .

っ、うん。

桃 .

...ちょっと考えさせて。

青 .

...ごめん。急に。

桃 .

大丈夫。じゃ。

俺は耐えられんくなってその場から逃げ出した。

桃 .

はぁ、

俺は自分の部屋に入るなり、ベッドにダイブした。

桃 .

なんで言えへんのやろ。

確か前までは苦手やった。

あの容姿、性格、全て俺とは正反対。

でも最近薄々気付き出して。

...流星のことが好き。

前までは女遊びが激しい奴としか思ってなかったけど、

最近は流星の優しさに気付いて。

「好き。」

たったの2文字。

桃 .

...なんで言えへんねん、っ...

メッセージのアイコンには、

重岡と楽しそうに浜辺でピースしている写真。

桃 .

かっこええ、、

俺はメッセージ画面を開き、

俺も好きやった。

この文字を打ち込んだ。

でもここからが進まへん。

桃 .

どうしよ、、

そんなことを考えている間も、

時間は過ぎてゆく。

いや、もう送ってしまおう。

あかんかったらあかんかったで、

いつも通り接すればええだけや、

桃 .

よし、っ!

桃 .

俺も好きやった。

桃 .

流星の優しいところとか、

桃 .

見た目とか。

桃 .

今日は助けてくれて本当にありがとう。

青 .

ほんま?!

青 .

じゃあ、

ピンポーンと、家のインターホンが鳴った。

桃 .

なんやねん、いいとこで、、

俺はドアを開けた。

すると、

桃 .

りゅ、流星、?!

青 .

俺と付き合って下さい、

...そこには流星がおった。

真剣な顔で俺と向き合ってくれとる。

桃 .

...はい、

桃 .

お願いします、

青 .

ふ、可愛ええ。

青 .

これからもよろしくな。

チュッ

そうして俺と流星は熱いキスを交わした。

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