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さぁーもん

行こか

テクテク

ピィガガガ

間違いで生まれた1番目

必要のないのに出てくるだなんてなんて親不孝なのかしら

さぁーもん

…はぁ

テクテク

ピィガガガ

未熟児なんだからどうせすぐ死ぬくせに

お前なんかすぐに捨ててやる

さぁーもん

…うるさ

テクテク

案の定生まれても泣くことはなかった

用意した××××で何度も何度も殴り潰した

さぁーもん

はいはい

さぁーもん

何度も聞いたから黙って

テクテク

さぁーもん

…はぁ嫌なものみちゃった

さぁーもん

最悪

鉄パイプが浮いてる

さぁーもん

鉄パイプかぁ

さぁーもん

仕方ね持ってくか

4番目

ねぇなんで彼を助けるの

4番目

体を奪えるチャンスだよ

4番目

奪わないの

うたい

復讐できるチャンスだよ

さぁーもん

あっはうたいどうしたの

うたい

なんで笑えるのねぇなんでなんで笑ってられるの

さぁーもん

うたい落ち着いて

うたい

このままだと魂ごと消えちゃうんだよ

うたい

復讐できないんだよ

さぁーもん

うたい

うたい

!?

さぁーもん

あっはごめんうるさかった?

うたい

コク

さぁーもん

確かに俺だって復讐したい

さぁーもん

でもよあいつら見てて思ったんだよ

さぁーもん

5番はまだしも6番目の体を奪う無理だ

うたい

なんで

さぁーもん

5番の体を奪ったとしても扱ねぇ

さぁーもん

あいつは××が足りない

うたい

さぁーもん

それに今はママじゃなくておどろくを信じたい

さぁーもん

おどろくならママを変えれる

うたい

なにそれ知らないよあとから後悔するよ

さぁーもん

あっはもう何万回も後悔してるから

うたい

あっそ…

大きな音がする

さぁーもん

あいつら大丈夫かはやく行こ

テクテク

さぁーもん

おま4番目…

彼とは知り合いを通じて知り合った

さぁーもん

っ〜

彼は私には無い全てを持っていた

1度目に孕んだ子は彼の兄との無理やりでできた

かなりあせってどうしたらいいか分からなかった

だけど思ったより腹は大きくならなかったため放っておくことにした

ある日なんの予兆もなくそれは生まれた

割とすんなり出できたそれを鉄パイプで殴った

何度も何度も何度何度も何度も何度もぐちゃぐちゃになっても何度も

ぐちゃぐちゃになったあれは少し放置しただけですぐ蛆が湧いた

さぁーもん

はぁはぁ

バイバイ二度と私のところに来ないでね

さぁーもん

あっはあれだけでかいこと言ったのに

さぁーもん

結局何も出来ずしまいかよ

さぁーもん

…うたい

俺はちゃんと「お兄ちゃん」になれていたのかな…

数分後

ななっし〜

…?

ななっし〜

1番いないわね

ななっし〜

出口にあったのは…鉄パイプだけよ

おどろく

にぐ

お兄様のことです

にぐ

多分まだどこか行ってるんですよ

おどろく

そうだよね

ななっし〜

6番目準備できたら声掛けなさい

おどろく

はーい

にぐ

あったおどろくさん体調はどうですか

おどろく

大丈夫だよ

にぐ

あっそういえばそこの隙間に道を見つけたんですよ

にぐ

丁度腕が入らなかったのでおどろくさんなら入れるかもしれません

おどろく

入ってみる

おどろく

すごい量の紙これ丸ついてる

おどろく

なになにマルベロス…?

おどろく

ママの名前かな

ななっし〜

あら用意はできたのかしら

おどろく

うん

ななっし〜

じゃ行きましょ道案内するわ

大きな音がする

おどろく

なにこれすごい揺れてる?

ななっし〜

ヤバいわね

ななっし〜

空間が崩れかけてる全員早く行くわよ

ななっし〜

結構揺れてるわね気をつけなさい

おどろく

うん

凸もり

傘は任せろよ

おどろく

うん

ななっし〜

…!早く行きましょ

たったたったたった

お金は溜まったけど私の中は空っぽだった

5番目を孕んだ時はどうでもよかった

もう死にたい

それしか考えることが出来なかった

にぐ

皆さんここは私に任せて先に行ってください

おどろく

えっでも

にぐ

おどろくさん「わたしたち」はもう死んでいるのですよ

にぐ

これ以上失うものは無いんです

にぐ

あなたがだには「命」があるでしょう

おどろく

でも

にぐ

どちらにせよ私たちのことは忘れます早く行ってください

凸もり

おどろく早く行くぞ

おどろく

ありがとう

たったたったたった

にぐ

ベル

ベル

こちらこそありがとう

おどろく

おねぇちゃんにぐさんが…

ななっし〜

ええわかってるあの子が足止めしてくれてる間に行くわよ

おどろく

…うん

あの人は全てをくれたあの人と違って

うたい

ねぇアンタらはさぁ

うたい

ママに会ったらどうすんの

おどろく

もしかして4番目のおにぃちゃん

うたい

ねぇその体僕にちょうだい

凸もり

嫌な予感がする

ななっし〜

待ってこの子達には手を出さないで

おどろく

おねぇちゃん!

ななっし〜

4番目いやうたい

ななっし〜

全部私が悪いの

ななっし〜

責任なら私がもつ

ななっし〜

だから手を出さないで

うたい

どう責任とんの?

うたい

カンシと融合した僕をこき使って

うたい

協力したら身体をくれるって言ってたじゃん

うたい

姉として約束するって

うたい

今度はやめて

うたい

もう信じられない

うたい

嘘つき嘘つき嘘つき

うたい

何が姉だ何が兄だお前らも同じようにしてやる

あの人は腹の子も愛してくれるっと言ってくれた

だから5番目の子はちゃんと愛してあげるんだ

うたい

…!?

うたい

しぇいみなんで君まで僕を裏切るのさ

しぇいど

うたい

僕もう何を信じればいいの

ななっし〜

うたい

ななっし〜

あなたにしたこと全て許せだなんてわ言わないわ

ななっし〜

私があなたをここまで追い詰めてしまったのなら

ななっし〜

私は全ての責任を覆う

ななっし〜

だから

バシャーン

次は優しいママに会いに行こうね

おどろく

おねぇちゃん…

おどろく

おねぇちゃん

おどろく

真っ暗で何も見えない

しぇいど

…4番目ハキケイデウマレマシタ

しぇいど

ワタシハ4番目ヲコロスタメノカンシデシタ

おどろく

しぇいどさんはお兄ちゃんのことが好きだったからくっついたの

しぇいど

ソウデスネ

しぇいど

デモカレガワタシニヤサシカッタノハ

しぇいど

コウイウリユウダッタノカモシレマセンネ

しぇいど

…!

しぇいど

ココハマカセテハヤクイッテクダサイ

おどろく

うん

しぇいど

モウスグママノモトヘイケマス

お医者さんが言うには私の体はもうボロボロらしい

今のが最後の子になると言われた

凸もり

…悪いもう無理っぽい

おどろく

何言ってるの私の肩につかまって

おどろく

おにぃちゃん!

凸もり

あの足腐りかけてたみたいだ

おどろく

大丈夫だよ私もまだ腕もないし

おどろく

ほら早く行こ

凸もり

俺嘘ついてたんだ

おどろく

…嘘?…

凸もり

俺心臓がないんだ

凸もり

元々なかったんだ

凸もり

今はこうして動けてもママの元に行ったら死んじまう

凸もり

お前を守るためにここまで来たんだ

凸もり

だから俺の腕持ってけ

おどろく

えっ…

おどろく

なんでやだよ

おどろく

私たち双子なんだよ

おどろく

腕がなくても私はいいから早く行こ

凸もり

無理なんだよ

凸もり

どうせ行ってもすぐ死んじまう

凸もり

なぁ頼む俺の腕持って行って

凸もり

この腕でママを幸せにしてくれ

凸もり

なんて顔してやがる

凸もり

俺に似た最高にかっこよくて可愛い美人の顔が台無しだぞ

凸もり

さぁおどろく受け取ってくれ

またな

おどろく

おにぃちゃん…うん絶対幸せにする

双子と診断されたこの子達はどちらも衰弱しきっていた

生まれて出てきてもどちらかは死ぬ

それでも今はひとりじゃないから愛してあげれる

いままでごめんなさい

エンディング2 行ってらっしゃい

ママに会いたい「おどみんパロ」

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コメント

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かっこいいよ凸さん

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