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妖はじ短編集

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妖はじ短編集

67 - 枯地に咲く一輪の花

♥

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2025年05月17日

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ネタがあってもやる気が出てこない

どうも茜です!

え?性格が違う?最近ハイテンションなのだよ諸君

何せ神作品が沢山あるからね!

神作品に囲まれて幸せなのだよ

今回のお話は、神様と妖怪が敵対関係になってしまった世界で、唯一の晴明の話

それではSTART!

晴明

……

どうして、こうなるんだろう

僕はただ…ただ……

晴明

__平和に過ごしたかっただけなのに

晴明

みんなの卒業見て、凛太郎くん達と遊びに行ったりして思い出も作りたかったし…

晴明

学園長との勝負も終わってない…

晴明

どうして…こうなっちゃうの…

この世界は今…神様と妖怪が敵対している…勿論、佐野くんや恵比寿先生も神様だから…敵なのだ

晴明

誰も傷つけたくない…

僕は妖怪側に席を置いてあるが、学園長と隊長さんの采配で僕は隠居している

晴明

…毎日あの二人が来てくれるけど、最近来ないなぁ…

晴明

……

ずっと逃げてばかりの僕でも…戦えるのかな…

晴明

……行かなきゃ、何も変わらないよね

晴明

あ、でも僕は大阪に帰ったと思われてるし…姿変えれるかな…

そう言うと、晴明の姿が変わる 白く、長い髪 右目が隠れる前髪 左目は赤黒い目、右目は真っ黒な目 ぴょこぴょこっと動く狐耳 後ろには九本の尻尾 綺麗で儚い姿だった

晴明

わぁぁ!!裸!?何で!?着るもの着るもの!!

訂正します。 儚くは無かったです

晴明

うぅ…着るものがセーラーしか無かった…

晴明

でもまぁこの姿なら似合う…?

晴明

いやでもやっぱり自分で着るのはなんか違う…

そう言う彼?は黒いセーラー(スカートは長め)服を着ている

晴明

…まぁそんなこと言ってる場合じゃないか!よーし!行くぞー!

晴明

…え?

そこは悲惨だった

沢山の妖怪の死体 重症の妖怪達 それでも尚、戦い続ける妖怪達 中には見知った者も居た

晴明

なん、で……

晴明は絶望した 中には佐野や恵比寿、四神も居た 妖怪が治療している所を見るところ、妖怪側になっていたのだろう

ましゅまろ

せいめいくん?

晴明

っ!?

ましゅまろ

やっぱりせいめいくんだ

晴明

ましゅ、まろ?

晴明

どうして僕だって、わかって…

ましゅまろ

ましゅまろがせーめーくんのこと、分からないわけないでしょ?

晴明

ねぇ!なんで…なんでこんなことになってるの?

ましゅまろ

……学園長と鳥が、神に攫われたんだよ

晴明

…え?

ましゅまろ

帰ってきた頃にはボロボロで…今は寝たきりなの…

晴明

…なんで、

ましゅまろ

…せーめーくん、探してたみたい

ましゅまろ

神達

晴明

…ぼく?

ましゅまろ

うん…だから早く、逃げて!

晴明

……

僕のせい

全部…全部僕のせい…

晴明

ねぇ…神ってさ、退魔の力で死んじゃうかな?

ましゅまろ

え?…どうだろ…死にはしないんじゃないかな…?

晴明

…そう

晴明

じゃあ、僕もやるよ

ましゅまろ

え!?

晴明

大丈夫だよましゅまろ

ましゅまろ

晴明

僕、強いもん

そうましゅまろへ笑いかける青年は 目に光は灯っておらず、 宣言した通り皆を傷付けた神たちを 退魔の力で追い払う 但しそれは神のタブーだった 晴明は神と妖怪のハーフであり、神の血を持つ彼は勿論堕ちた。 完全なる妖怪へ 種族は座敷童子 仲間へ幸運を運び敵には不幸を運ぶ 少し特殊な座敷童子

晴明

それじゃあ授業始めるよ〜!

生徒や友人達もそれを認め 自分達の為に堕ちたのだと少し嬉しくも思っているかもしれない。 元は狐の妖怪だった彼も 今は天狐と座敷童子のハーフ 仲間へ幸運を運び、敵には容赦無く不幸を運ぶただのお人好しでは無くなった

果たしてそれが正しい道なのかは分からない だが、今を生きる彼等に干渉できるのは せいぜい彼くらいだろう…

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