いつからか
ふみや
本を何度も幾度もなく呼んだ物を眺めていたころ
りかい
ふみや
自分を呼ぶ声の主、草薙理解という暴力的なまでに正しいを貫いてきた男が居た
ふみや
りかい
りかい
照れ乍 笑う素振りは何度も見たが、心の底から素で、子供のようで可愛いと思ってしまう
そう思うのも当然で 真反対に近しい此奴のことが自分は好きでたまらないのだ
自覚が湧いたのは最近で、些細なことであった
二人でたまたまカフェで鉢合わせた時は一悶着あったが、それからというもの
何故か此奴は俺の事を何度も気に掛けてくる、最初は流していたが、喧嘩をしていた時も
忘年会を開いた時もそうだ、気付いたら得体のわからぬ感情が近くに居座っていた
ふみや
ふみや
この本の内容というのは読む人を選ぶ内容であった 主人公の一つの過ちのせいで純粋無垢の想い人を傷付けてしまうという冒頭だった それでも、時を経て傷が癒えていく様子が鮮明に描かれているせいか、似た何かを感じた
りかい
ふみや
わからないだろうから遠回しの台詞を、
ふみや
ふみや
信念を曲げない理解と似た伽羅がいることも相まって これが似ているものだと錯覚してしまう
りかい
ふみや
りかい
ふみや
こんなに楽しいのだ 手放す方が疵だろう 過ちで崩れるのならそれをしないようにする
俺は今日も彼に嘘をついている
本心など消して明かさないよう
ふみや
口が裂けても いえたものではない
ふみりか 真ん中Birthdayおめでとう㊗
未満な感じがするけど許してね
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