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ﾂｶﾂｶ…
ユーマがユイを担いで歩いている。
ユイ
ユーマ
ユイ
ユーマ
ユイ
ユーマ
ユーマ
ユーマ
ユイ
ユイ
ユーマ
ユーマ
ユイ
ユイ
ユーマが足を止める。
ユーマ
ユーマ
ユイ
ユイ
ユイ
ユーマ
ユーマ
ユーマ
ユーマ
ユイ
私はその瞬間
咄嗟に焦りを隠して鳴った心臓の音が
まだうるさいまま
まだ逃げれる希望が見えた気がした。
コウ
ユイ
誰…？
コウ
コウ
コウ
ユイ
コウ
ユーマ
コウ
コウがユイの手を取る。
ユイ
コウ
コウ
ユイ
コウの左目が赤く光る
コウ
コウ
何、この人の片目…
ユイ
コウがユイの目をじっと見つめ、覗き込む
コウ
コウ
コウ
コウ
ユーマ
ユイ
危なかった…
多分コウ君、
相手が何考えてるのか分かるんだろうな…
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