是非1話から見てくれると嬉しいです。
空一面からシャワーの水が降ってきた。
もちろん、そんなわけはない。
なのに、何故だかとっさにプールの後に浴びるシャワーが浮かんだのは、公園の新緑が振りまく初夏の匂いのせいかもしれない。
律
律
顔に、頭に、身体中に打ち付ける水滴を雨と認めるのには、少し時間がかかった。
晴れているのに雨なんて、不自然すぎる。
僕と周也はむやみにじたばたし、意味もなく飛んだりはねたりして、瞬く間に天気雨が通りすぎていくと、互いの濡れた頭を指さして笑いあった。
本当に、あっという間のことだったんだ。
ザザっと水が降ってきて、何かを洗い流した。
周也の気のとがった前髪がぺたっとなったのが愉快で、ぼくは散々腹を抱え、気がつくと、みぞおちの異物が消えていた。
単純すぎる自分が恥ずかしくなったのは、笑いの大波が引いてからだ。
皆さんこんにちは、主です。
今日は、ほとんど台詞が無くってすみませんでした。
また今週の辺りで出すと思うので、是非フォローして待っててくれると嬉しいです。
そしていいね数が20を超えたら、第4話を出そうと思っているので、
是非いいねしてください。
それではまた。バーイ
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