まゆ
まゆ
まゆ
かりん
まゆ
その子はかりん。ここの人気者で、誰にでも好かれている子だった。私へのいじめも始まっていて話しかけてくる人なんて全くいなかった。そんなみっともない自分を責めまくったりもしたし、何で私なんかに…?
かりん
まゆ
かりん
あーあ。どうせ蛙とか見せてくるんだろうな。 でも見ないとまた殴られる。ため息をついて顔を上げたとき… 唖然とした。
まゆ
かりん
かりんは服の袖をまくって腕を見せていた。そこには痛々しい切り傷がいくつも。それ以外の打撲とかは見当たらないし、本当に…
かりん
まゆ
かりん
めい
かりん
まゆ
まさか庇ってくれるとは思わなかった。思わず間の抜けた声をあげてしまう。どうせ偽善なんだろうという気持ちや素直に嬉しい気持ち…いろんな感情が交錯する。
まゆ
かりん
まゆ
かりん
まゆ
かりん
まゆ
かりん
その時、アナウンスが響く。
院長
まゆ
かりん
見えなくなるまで手を降ったあと、日陰で寝転がった。 こうやってのんびりするのが好きなんだ。そんなとき、考えるのはいつも同じこと。それは『生きる意味』。 めちゃくちゃ暗い話題だけど、何だか考えるのが楽しい。
暫く考えたあと、何だかうとうとしてきた。 このまま寝てしまおうか。
かりん
ふゆ
かりん
見事に不意打ち食らった。ふゆは悪戯好きだからなぁ… 狙い通りビビった私を見てケラケラ笑ってる。
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
ふゆはすごい悪戯っ子だけど、気が合う時はすごいんだよね。 『人生』、か…私は…
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
ふゆ
かりん
だから私は、多くの人の心の支えになるのが夢。
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