夜に沈んだ空 .
普段は煩わしい程に煩い虫さえも押し黙っている。
それなのにも関わらず窓越しに映る 満月は眩しいほど輝いていた。
レミリア・スカーレット
それがどうも気に食わなかったもので
自分の存在を知らしめるためか、
この夜の世界へと足を運んだ。
レミリア・スカーレット
実質、それは事実であった。
外に出る必要が無い故、 外に出向くことは少なかった。
レミリア・スカーレット
レミリア・スカーレット
今はそんな事よりも、この生意気な程 爛々と輝く月を見ようと思った。
レミリア・スカーレット
唯何もせずにいるだけ。
それだけなのだが、
この心地よい時は誰にも邪魔など 出来ないだろう。
そんなことを考えると自然と 笑みが零れた。
レミリア・スカーレット
先程まではとても良い気分だったのに
近くに寄る気配を感じると先程己の 考えていたことが否定された様で
自然と溜息を着いてしまった。
その気配は、殺気。
また吸血鬼ハンターか何かか。
レミリア・スカーレット
まぁいいわ、来るならさっさと 来なさい。
コメント
1件