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午後の部。
午後の部の最初の競技は学年種目
1年生の種目、2年、3年という順番
1年生の種目があっという間に終わり、次は2年生。
2年生の学年種目は2人1脚のリレー
男女でペアを組み、クラスごとで競う
ペアは もちろん慎ちゃん。
花川
慎太郎
＼ よーいドン！！！ ／
2人で掛け声を掛け合いながら、進む。
今のところ 順位は2位
1位との距離はわずか数センチ、
でも、その数センチが届かない。
…すると、
花川
1位との距離を詰めようとした結果、 慎ちゃんとの歩幅がずれてしまい、 私が転けてしまった。
その間にどんどん抜かれ、あっという間に最下位
花川
慎太郎
花川
慎太郎
花川
慎太郎
花川
花川
軽々と慎ちゃんが私をお姫様抱っこ。
花川
花川
慎太郎
慎太郎
花川
お姫様抱っこで私を運ぶ慎ちゃんはまるで王子のようで 胸が熱くなった。
周りの人はヒューヒューと歓声が。
こうなると まるで私たちがカップルみたいじゃないか。
と思ってしまうが 今はちょっとだけ知らないフリ。
そのまま 救護テントに連れてってくれた 慎ちゃん
髙地
慎太郎
花川
馬鹿にしながらも手当をしてくれるのが 保健室の担当髙地先生。
髙地
花川
髙地
慎太郎
髙地
花川
髙地
花川
髙地
髙地
2人で「は〜い」と小学生のような返事をしてテントを出た。
次は 3年生の学年種目。
何だろうとワクワクしていると、
北斗
花川
北斗
花川
花川
北斗
と言って 行ってしまった北斗。
さっきのことが気になりすぎて あんまり 集中できなかったが、
北斗のクラスが優勝したのは確認できた。
そして、北斗のテントに向かった。
花川
ぎゅっ
北斗
花川
北斗
花川
北斗
花川
北斗
花川
北斗
と言って離れるかと思いきや…
抱きしめる力を強め、
北斗
花川
北斗
花川
北斗
花川
「ふんっ」とそっぽを向いて 自分のテントへ戻った。
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