テラーノベル
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青春とは、どういうものなのだろうか
大人の定義は、なんなのだろうか
年齢か?脳の発達?または身体?
世間一般の大人になってから、はや6年…ベテランであるが、まだわからない
見た目は大人、頭脳は子供…もとい、某名探偵の逆の立場だ
小さな出版社に勤め、数少ない部の仲間とは先輩後輩関わらず仲が良かった
給料もそこそこ、ごく平凡なアパートに住む独身24歳
…足りないものも余るものも、なにもない
……なのに、
黒瀬奈々
黒瀬奈々
黒瀬奈々
一人でボソボソ呟くが、特に得られるものもない
そこから滲み出てくる苦労とか悩みとか、そういうものに使い道は見いだせない
勝手に悩んで、勝手に苦しんで、それはそれは醜い姿だが
…この場所は、きっと大丈夫だって
黒瀬奈々
坂本隼希
黒瀬奈々
黒瀬奈々
坂本隼希
黒瀬奈々
坂本隼希
そう、私は…もう、世間一般の普通ではない人生であろう
仕事という名目でバイトを1日八時間。手当たり次第面接を受けて、やっと手に入れた金。1日10000円
会社が倒産なんて、いつ起こっても仕方ない状態であったが、果たして起こってしまった
だからこれほど悩むんだ。だからこれほどはりつめるんだ。
…それでも、定時には帰るスタンスを貫くのである
黒瀬奈々
坂本隼希
坂本隼希
黒瀬奈々
坂本隼希
黒瀬奈々
坂本隼希
黒瀬奈々
自分でも屁理屈だとは分かっている。でも、あの調理場の甘いにおいをこれ以上接種したらお腹が減る
かえって食費が増えるし、体重も増える
コーヒーはそれを紛らわしたいからだ。べつに、それならカフェオレの方が好き
ここのが一番美味しいとか…そういうわけでもない
黒瀬奈々
坂本隼希
黒瀬奈々
黒瀬奈々
坂本隼希
夜8時半。まだまだ人で賑わう中、2人きりの舞台から退いた
ドアの取っ手に手を掛けて、引く。話せば、聞き覚えのある静かなベルの音が、美しく響く
…なんだか、これで今日が終わったみたいな
また、私は明日も、明後日も、この音を聞く
ここでまたベルを鳴らす
一体なんのためか?生きるため?店長と話すため?働くため?
…きっと、もっと深いんだろう。人生ベテランの私は、やはりなにか足りない
それを、埋めに行こうじゃないか。明日も、明後日も
この舞台が終わることなんて、このコーヒーをもらい続ける限り
黒瀬奈々
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