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あなた
雨の予報なんかじゃなかったのに
そんな文句が浮かんだ
あなた
今日は朝からとことん運が悪い
私は屋根のあるところから出られず 立ち止まっていた
すると遠くから私を呼ぶ声が聞こえた
先輩
あなた
あなた
職場の先輩だった
あなた
先輩
先輩
あなた
あなた
先輩はいつも 私が困ってる時に助けてくれる
先輩
先輩
先輩から傘が渡された
あなた
あなた
先輩
あなた
昔もよくある人に助けられていたことを思い出す
この人救世主?ってくらい たくさん助けられてきた
その人と先輩が重なる
先輩
あなた
あなた
あなた
先輩
先輩
大きい手が私の頭に触れた
あなた
不覚にもドキッとしてしまった
先輩
あなた
そして先輩と別れた
あなた
彼氏以外の人にドキッとしちゃうなんて
なんか罪悪感…
あなた
その時ちょうど ある広告が目に入った
大きい垂れ幕のような広告
そこには私の彼氏の姿があった
あなた
雨の日 私はよく傘を忘れる
そんな時に いつも私に傘を届けてくれた
だからさっき 彼と先輩が重なった
でも今は
そんなの不可能に近い
連絡だって中々できなくて 電話なんて尚更で
もしそんな事をして 大騒ぎにでもなったら
ユーキの人生を棒に振ることになる
あなた
会えなくて 寂しくて それが理由かは分からないけど
彼以外にときめいてしまう始末…
あなた
私はため息をつきながら 帰路についた
そして部屋の前に着くと 私はあることに気づいた
あなた
私の持っている傘以外に 傘が2つ並んでいた
あなた
勘づいた私は 先輩から貸してもらった傘を置いた
すると
中からドアが開けられた
ユーキ
あなた
私はびっくりして声を上げた
ユーキ
ユーキ
ユーキに手を引かれて 私は吸い込まれるように中に入った
あなた
あなた
ユーキ
ユーキ
あなた
あなた
ユーキの様子がおかしい気がした
普段であれば 会ったらすぐに抱きついていたけど
なんだか今日はそれを阻止されてるような
そんな雰囲気で
私は縮こまっていた
ユーキ
ユーキ
あなた
あなた
あなた
なんだろう…
ユーキ
そう言いながら じりじりと近づいてくるユーキ
ユーキ
あなた
そして壁際まで追い詰められて 玄関の壁に背中がぶつかった
あなた
これ以上後ろにいけない
ユーキ
ユーキ
手首を掴まれて頭の上に持っていかれた
あなた
あなた
じゃあ… あの瞬間を見られてた…ってこと?
あなた
ユーキは私の脚の間に脚をいれてきた
あなた
ユーキ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
そう言うと
ユーキは私を 寝室の方へと連れていった
寝室に着くとほぼ同時に 私はベッドに押し倒された
あなた
ユーキ
ユーキ
ユーキはそう言うと 首筋にキスしてきた
あなた
久しぶりのこの感覚
そしてユーキはこう言った
ユーキ
拒むわけなんてなく 私たちの唇は重なった
ユーキらしくない執拗なキスで 私は少し苦しくなった
あなた
何とか息を整えようとする
ユーキ
あなた
あなた
ユーキ
ユーキ
ユーキ
あなた
そしてまた私たちの唇は重なった
ユーキがこんなに嫉妬深いなんて知らなかった
攻め方だって いつものユーキじゃない
ユーキ
あなた
ユーキ
あなた
ユーキ
あなた
ユーキ
身体全部で 俺のだって伝えてくる
あなた
その一つ一つに いちいち身体がヒクつく
あなた
ユーキ
そしてユーキのが私のに当たる
あなた
ユーキの熱を感じると 久々すぎて少し身構えてしまう
ユーキ
あなた
"ない"と 言おうとした瞬間だった
中にとユーキのがぐっと入ってきた
あなた
久しぶりだったのにも関わらず
私はユーキをいとも簡単に飲み込んだ
ユーキ
今まで余裕そうだったユーキの表情が歪んだ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
今日初めて笑ってくれた
その表情で私は心底ほっとした
いつものユーキだって そう感じたから
あなた
ユーキ
そしてユーキが動き出した
ユーキが動く度に 私からは嬌声が溢れる
あなた
ユーキ
ユーキ
あなた
独占されればされるほど 快感が高まっていくのを感じた
ユーキのが奥に当たる度に 波打つように気持ち良さが広がって心地いい
でもその心地良さも だんだん荒波へと変わっていき
私は絶頂が近づいてるのを感じた
あなた
ユーキ
ユーキ
私はコクコクと頷いた
ユーキ
ユーキは私の髪を撫でて ぎゅっと覆いかぶさってきた
あなた
さっきまではなんだかユーキが怖くて 私は抱きつけなかった
でも今ユーキとちゃんと肌が重なった
肌のあたたかさが痛いほど伝わる
あなた
あなた
ユーキ
そう言って ユーキはまた一段と強く私を抱きしめた
それと同時に腰も打ち付けてくる
あなた
あなた
ユーキ
ユーキのかわいい声が聞こえて 私も堪らなくなる
あなた
ユーキ
あなた
ユーキ
あなた
あなた
ユーキ
絶頂まであと少し
私はユーキの両頬に手を添えた
あなた
ユーキ
ユーキ
ベッドが軋む
そして軋むスピードが上がった
ユーキ
その声を聞いた私も限界で
あなた
ユーキ
あなた
ドクドクドクッ…
ビクビクビクッ…
私たちはきつく抱きしめ合ったまま果てた
ユーキ
あなた
ふたりの息切れが部屋に響いた
ユーキ
心配そうに聞いてくるその顔
なんだか子犬みたい
あなた
ユーキ
ユーキ
ユーキ
いつものかわいいユーキだ
あなた
あなた
あなた
ユーキ
ユーキ
ユーキ
ユーキ
あなた
行動自体が強めでも
私に触れる手は全部優しかった
ユーキ
ユーキ
あなた
あなた
あなた
ユーキ
私たちは抱きしめ合った
私の心がどんなにどしゃ降りでも ユーキは私の傘になってくれる
そして晴れるまで きっと私に寄り添ってくれる存在
例えどんなに会えなくても そしてそれがどんなに寂しくて辛くても
私は一生 ユーキの隣にいると誓った
あなた
ユーキ
いつかユーキのお嫁さんになるその日まで
𝐹𝑖𝑛.
コメント
6件
本当にユーキ君過ぎてビックリしました🥹本当に最高でした!🫠ありがとうございます!主様の作品全て大好きです!

嫉妬しても優しくしちゃうのめちゃくちゃユーキくんらしくて好きです😭✨
もう最高すぎます!!ユーキくんが嫉妬してるところが可愛すぎます!!主さん、神作品をありがとうございます!!