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森鴎外

凜くん、君に任務を与えよう

凜(りん)

…なんでしょう

森鴎外

探偵社への潜入捜査だよ

凜(りん)

えっ、そんな、長期間の潜入捜査ですか?

森鴎外

その通りだ

凜(りん)

でもッ、潜入捜査中にもし探偵社とポートマフィアがぶつかったらどちらに味方をすればいいのですか?!

森鴎外

もちろん、探偵社の味方をしなさい。

凜(りん)

なぜッ、

森鴎外

私たちポートマフィアが、探偵社に負けると思っているのか?

凜(りん)

……承知致しました

森鴎外

それでは、よろしく頼んだよ。

凜(りん)

はい

森鴎外

あ、そうだ、凜くん

凜(りん)

なんでしょう

森鴎外

この任務を達成すれば、君も幹部の仲間入りかもしれないね。

凜(りん)

ッ!!本当ですか!

森鴎外

ああ、もちろんだ。

凜(りん)

この任務、私が責任を持って果たしてまいります。

凜(りん)

潜入期間はいつまでですか

森鴎外

そうだな、半年。半年間、探偵社の一員として過ごしてもらう。

森鴎外

もし戦うことになったら、私達も、君も、殺さない程度にやり合おう。

凜(りん)

ッ、

森鴎外

探偵社にバレたら困るからね。

森鴎外

何より困るのは、君の死だ。君には無事にポートマフィアに戻ってもらう。

森鴎外

死ぬなよ。

凜(りん)

もちろんです。

森鴎外

まっ、君は十分強い。死ぬことは無いか

凜(りん)

ありがとうございます。

凜(りん)

それでは、行ってまいります。

森鴎外

頼んだよ。

芥川龍之介

おい

凜(りん)

凜(りん)

芥川さん!

芥川龍之介

随分と過激な任務なようだな。

凜(りん)

ああ…笑

凜(りん)

聞いていたんですか?

芥川龍之介

ちょっとな

凜(りん)

私が探偵社に潜入している間

凜(りん)

もしもポートマフィアと探偵社がぶつかれば

凜(りん)

私は探偵社の味方をしなければいけないようです。

凜(りん)

私のことは殺さない程度にやり合うと。

芥川龍之介

…そうか

芥川龍之介

いつまで潜入するんだ?

凜(りん)

半年です

芥川龍之介

長いな

凜(りん)

でも、そのかわりこの任務が成功すれば

凜(りん)

私はポートマフィア幹部になれるそうなんです!!

芥川龍之介

…なるほど

芥川龍之介

頑張れよ。

凜(りん)

はい!

芥川龍之介

あと、中島敦には気をつけろ。

凜(りん)

え?

芥川龍之介

あの懸賞金をかけられている人虎だ

凜(りん)

そういえば、そんな人いましたね。

芥川龍之介

その人虎にくっつく鏡花にも気をつけろよ

凜(りん)

鏡花って、元ポートマフィアの?

芥川龍之介

そうだ。

芥川龍之介

あいつの持つ異能力は厄介だ

凜(りん)

わかりました。

凜(りん)

ありがとうございます

芥川龍之介

ああ

芥川龍之介

じゃあな

芥川龍之介

また半年後。

凜(りん)

はい。

──私は…どこで間違えたの

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