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黒尾
朝起きると蛍はもう居なかった。
黒尾さんへ。 気持ち良さそうに寝ていたので起こさないでおきました。 今日は朝早い日だったので先に出ます。 ご飯は作ってあります。食べてくださいね。 行ってらっしゃい。 蛍
黒尾
自然と口が緩んだ。可愛いなぁ…
黒尾
ちなみに俺と蛍の大学は違う。 でも近いから一緒に住むことにした。 俺は今年大学を卒業する。
モブ
黒尾
モブ
黒尾
モブ
黒尾
3時限目──────
黒尾
それは突然やってきた。
教授
黒尾
教授
黒尾
モブ
教授
黒尾
教授
黒尾
教授
教授
黒尾
教授
教授
黒尾
嘘だろ？……蛍…。 死なないよな…？？？
黒尾
看護師
黒尾
看護師
黒尾
看護師
看護師
黒尾
こんこん
中からは返事がなかった。 寝てるのか。
入ると点滴をされベッドに横たわっている蛍がいた。
黒尾
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
黒尾
こんこん
医者
月島
医者
月島
医者
看護師
医者
看護師
医者
月島
医者
月島
黒尾
月島
黒尾
医者
黒尾
月島
黒尾
月島
ぎゅっ
月島
黒尾
月島
月島
蛍の体は氷のように冷たかった。 蛍が氷のように溶けてしまいそうで怖かった。
月島
黒尾
月島
黒尾
黒尾
月島
黒尾
黒尾
黒尾
寒い…か。 今日は暑い日だ。
黒尾
黒尾
蛍はいつ帰れるのだろうか。
もしかしてこのまま……
黒尾
黒尾
こんこん
黒尾
月島
黒尾
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
じゃら……
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
月島
ぎゅう
黒尾
黒尾
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
月島
黒尾
月島
黒尾
月島
こんこん
看護師
看護師
黒尾
月島
黒尾
看護師
帰ってきても“おかえりなさい”と声をかけてくれる人は居ない。
黒尾
黒尾
俺は服を脱ぐ気にもならず、そのまま深い眠りに入った。
君が望むことなら何だってする。
だから、早く帰ってこいよ。蛍。
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