8話-違う-
保育園に
迎えを頼まれた。
前、お花の冠をあげた子
魅夜様ぁ!
魅夜
おかえり
魅夜
お母さんにお迎え頼まれたの
魅夜
一緒に帰ろ
うんっ!
魅夜様あそぼ!
ちょっとだけ!
ねぇいいでしょ?
魅夜
ごめんね
魅夜
また今度遊んであげるから
えぇー…
魅夜様のお迎えずるーい
魅夜様と帰りたいー!
魅夜
またいつかね
魅夜
いつでも来てあげるから
またね〜!
りす!
魅夜
…すずめ
んーと…
めだか!
魅夜
…カラス
す…す……、
ペた…ペた…
魅夜
…、……
ぁ、!
するめ!
魅夜
静かに
ぇっ、…
魅夜
後ろにいて、
ん、…っ……
おや
魅夜じゃないか、
子供がいるのに…
魅夜
……
相変わらず、
人間の匂いがするぞ、お前
魅夜
…なんの用、
お前に用はない
私はその子に用がある
っ、ん…
魅夜
…やめて、
やめてだぁ、?
そりゃ無理な話だな。
キャーー!!
魅夜
っは、…。
声の聞こえた方を見ても
誰もいなかった。
ばーか!
私の声だぞ?
魅夜
…っ、…あ…
女の子がいない…
探し物はこれか?
魅夜
…、っ……
気づけば
女の子は人外に腕を掴まれていた。
みやさま、…っ…
泣いてる。
魅夜
…返して…。
あ?
聞こえねーぞ
…っ助け__
人外は女の子の腕を折った。
ーーーーーーー!!
っぁ"…いだ…。ぃだいよ…っ
何も言えないまま
女の子は殺された。
気づくと
人外は死んでいた。
女の子を抱えて家に帰る
雨が降り出す
パチンッ!!
…二度と、
私達に近づかないで、
あんたなんか
神様なんかじゃないわ…
その辺の人外と同じよ…
出ていって。