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pn
しにがみ…
tr
…
tr視点
俺はちょうど事件の起きる場所を見てた
目の前にはぺいんとがいて
横にしにがみさんがいて
後ろに俺と、クロノアさんがいた
居眠り運転してるバスの運転手がいて
気づいたときには
もう
遅くて
tr
いつまで寝てるんだよ、しにがみさん、
kr
俺はもう行くけどふたりは？
tr
俺も行きます
pn
俺は、
pn
まだ、残ってます！
tr
…わかった！
pn
また明日！
kr
またあしたー
pn
ふぅ
pn
しにがみ
pn
今日はお前の好きなフルーツ持ってきたから
pn
起きたら食べろよ
pn
ほら！食べねぇと元気でないだろ！
pn
しにがみ
pn
早く起きろよ…
pn
いつまで寝てるんだよ
pn
家族も
pn
友達も、クラスメイトも
pn
みんな
pn
待ってるんだぞ…？
pn
早く起きろよ！また明日来るから！
ｶﾞﾗｶﾞﾗﾊﾟﾀﾝ
ずっと暗闇にいる
でもどこからか声が聞こえる
聞いたことのある声
でも曇ってて
思い出せない
“みんな待ってるんだぞ…？”
この声
絶対に思い出せるはずなのに思い出せない
sn
誰だっけ…
sn
わかんない
sn
思い出せたら
sn
この暗闇から
sn
抜け出せるのかな…？
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作品ページ
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