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ネオンの滲む繁華街
今日も気づけば夜の街をぶらぶらしていた
光
27才、独身
特に夢もなく、恋人もいない
そんな俺が、仕事帰りに向かうのはーー
ーー決まってあのbarだった
カラン…カランッ
暁(バーテンダー
暁(バーテンダー
光
出迎えてくれたこの赤髪の人はバーテンダーで暁(アカツキ)さんと言う
そしてその隣に座っているのはーー
朔夜
光
朔夜
爽やか(?)に笑うこのイケメン野郎は、 朔夜(サクヤ)といい俺の友達でもある
ここのbarで出会い、なりゆきで毎週金曜日に一緒に飲んでいる
朔夜
光
二人で笑い合ってる俺たちに暁さんの声が空気を切った
暁(バーテンダー
光
朔夜
距離…?んなこと考えたことも…
言葉を探す俺たちの間に暁さんの含み笑いが落ちる
暁(バーテンダー
光
光
朔夜はにこりと笑って、俺の言葉を軽々とすり抜ける
朔夜
光
光
光
光
……改めて考えるとほんとクソだな
朔夜
拳を握る朔夜に、俺は軽く笑いまるで遊ぶように見つめる
光
光
朔夜
酒が回るのは早かった
気づけばテーブルの上に転がるグラスの数が、もう数える気も失せるほどでーー
俺は笑いながら朔夜の肩にもたれかかっていた
朔夜
朔夜がうんざりしたように言うけど、手は乱暴に振り払わない
ただ、俺の体重を受け止める
光
朔夜
低く吐き捨てるような声が耳に残る
そのとき暁さんが、ふと鋭い視線を送ってきた
暁(バーテンダー
朔夜
暁(バーテンダー
朔夜
夜風が頬をさす
酒にやられた身体は自分のものじゃないみたいで足が地面に踏むたびにふらついた
朔夜
朔夜
光
舌が回らない
けれど、どうしても言葉にしたくて声を漏らす
光
一瞬…沈黙
朔夜の歩みが止まり、俺の腕を支えたまま視線を落とす
朔夜
そう低く吐き出した朔夜の声はどこか艶やかで…笑みを含んだようなトーンだった
するとーー
朔夜
次の瞬間唇が塞がれる
酔いで霞んだ頭が、一気に目を覚ます
光
光
唇が離れたあと、俺はただ呆然と立ち尽くしていた
頭は真っ白になって、心臓だけが耳元でうるさく鳴っている
光
……なにをしてんだ、俺たち
ただの友達じゃなかったのか
そう思った瞬間、胸の奥に冷たい感情が広がった
光
気づけば口に出ていた
軽蔑の言葉ーーいや、自分にいったのか朔夜に向けてなのかもう訳が分からなかった
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
光
光
バチーンッ…頬を叩く音が響いた
朔夜
光
俺はそう吐き捨てその場を去った
ーーー
はい!
「壊れた約束のあとで」
1話書けたー✨
まぁずはぁ自己紹介
光
光
光
光
朔夜
朔夜
朔夜
朔夜
暁(バーテンダー
暁(バーテンダー
暁(バーテンダー
暁(バーテンダー
ざっと説明しましたぁ
ありきたりな友情BL描きたくて…ッ
読んでくださると嬉しいです
じゃ、ばいちゃちゃ