!ATTENTION ‽.この物語は、実際の国や人物とは一切関係ありません。 ‽.政治的、挑発等の意図は一切ありません。 ‽.エスニックジョーク、又はブラックジョーク等が含まれています。 ‽.ショッキングだったり、グロテスクな表現等が含まれています。 ‽.オメガバースの要素が含まれています。 ‽.無理して最後まで見ないでください。任意のタイミングでブラウザバックを推奨します。 ‽.読了後のクレーム等は一切受け付けていません。 以上のことを理解したうえ、お読みください。
卍
急に、正気に戻った。 ここはどこだ?
地下の旧医務室の様だった。 硬いべちゃべちゃしたベッドの上で、俺は寝ていた。
.......べちゃべちゃ?
すぐ横には、ソ連が居た。 これはソ連か? 違う、違うと信じたい。 あぁ ソ連だ
ソ連は、うつぶせで寝ていたから、顔こそ見えなかった。 だけど、悲惨なのが一目でわかった。 ソ連の体はびくびく震えていた。 身体には無数の傷跡と噛み跡があった。
やっと、自分が服を着ていないことに気づいた。 そして、ソ連の首もとにある、噛み跡にも、気が付いた。
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やっと、状況を理解した。
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全部全部、 無ければよかったのに!!!
ぐちょぐちょして気持ち悪いベッドの上に、泣き崩れた。 ソ連の発情期は、無くなったようだった。
今はただ、 全てのモノに 反吐が出た。
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イタリア王国
イタリア王国
卍
疲弊した彼の表情なんて知らないふりをして、 彼を抱きしめた。
イタリア王国
イタリア王国
ナチスは暗い表情で、申し訳なさそうに言った。
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何かあったのかと、心配した表情でナチスの顔を覗き込む。
急に、ナチスの顔がぱっと明るくなった。
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イタリア王国
イタリアは安堵の表情でそう言った。
イタリア王国
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イタリア王国
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「イタリアは、最高の恋人だな!」
イタリア王国
イタリア王国
卍
キッチンへ向かうイタリアの背後を見つめる。
嘘を吐いた。
恋人に。
ソ連と、....なんて。 ソ連が、Ωで、.... ツガイが成立してしまった、...なんて。
卍
自己嫌悪に陥る。 俺はとんだクズ男だ。 彼の純粋に付け込んで、 イタリアの気持ちも、何もかも踏みにじって、 自分の為に隠蔽した。
なんてクズ男なんだろう!
いっそ、 死んでしまいたい。
___なんて思っていたら、笑顔のイタリアがこっちへ戻って来た。
イタリア王国
リビングテーブルの電気をつける。 椅子に座って、フォークを持つ。
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口説き文句みたいな言葉がすらすらと並べられる。 ...はは、
(...もう、救えない)
彼が居ない地獄なんて、行きたくない。
コメント
1件
ん?むむむ?こ、これは浮気判定??