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そう言って主人は私を抱きしめてきたのを覚えている
優しく抱きしめてくれたんだ
初めて来た時知らない場所でとても不安だった
でも主人はそんな私に色んなことを教えてくれたの
主人と過ごした時間は宝物だよ
私を優しく撫でてくれた温もりもね
沢山叱られもしたけど 沢山撫でてもらったり抱きしめてくれたんだ
でもあなたはいつしか私を見てくれなくなったんだ
私はかまって欲しくて一生懸命に鳴いたんだ
でも主人はうるさい!と怒ってきた いままで見た事もないとても怖い顔をしていた
ごめんなさい 静かにするね
だからまた沢山撫でて、抱きしめてくれるよね?
待ってる
?
主人が久しぶりに呼んでくれたんだ
私は真っ先に走る
主人は私をゲージに入れると車に乗った
久しぶりにどこか遠いところに行くのかな? 久しぶりのお出かけ楽しみだな!
主人は私がしらない人にリードを渡した
主人は私が乗っていた車に乗るとどこかへ行ってしまった
こんなことは初めてです
でも主人を待ち続けます
きっと私を迎えに来てくれるから
私は暗くて冷たいところに入れられたんだ
他の子達が悲しい声で何か言っている
でも私はいい子なので静かに、ずっと待ってる
床が冷たい主人はまだかな
結局お日様が沈んでも主人が迎えに来てくれることはなかった
明日は絶対に来るよね 私いい子に待ってるからはやく迎えに来てね
そう思いながら眠りについた
おやすみなさい
あれ?主人はまだ迎えに来ない
何日がたったんだろうか
主人ここは暗くて悲しくて寒いよ
いい子に待ってたらまた抱きしめてくれるよね
誰かの足音が聞こえる
知らない人が私を抱きしめて来た
あったかいな 主人が抱きしめてくれたのっていつだっけなぁ
私は他の子達が沢山いる部屋に入れられた
なんだろう眠くなって来た
いい夢...見れるといいなぁ
主人が私に笑いかけてくれる...そんな夢
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