あなたとの境界線で日本を救う 【第2話】

私のお父さんは桜木中の理事長をやっててね…

ｶﾞﾁｬｯ

私のお父さんは裏政府によって殺されたの…

儛へ、 この手紙を読んでいるということは私はもう死んでいるということだな。 私は日本の裏の政府の組織のことを知ってしまったんだ。 その組織の名前は"Necessarious" 通常"N組織"。 彼らは第三次世界大戦を望んでいる。 彼らは第三次世界大戦のための戦士を国が手配している、桜木中、桜木高の生徒から優秀な成績を収めた生徒をあらゆる方法で心をつかみ、戦争へと巻き込む気だ。 それを実現させようとしているのが、時期総理大臣立候補者の、 直瀬涼だ。 私は彼が第三次世界大戦を望んでいる理由をも知ってしまった。 彼は、戦争に勝ち、韓国や、北朝鮮、台湾、フィリピンなどを日本の植民地にし、大金を手にして、 植民地にされた国の人々たちを奴隷として扱うことを望んでいる。 彼らのことを調べていることがバレて、私は殺されてしまったのだろう。 組織は君がこのことを知らない限り手を出さない。 だが君にだけは真実を知って欲しい。 だからこの手紙を読み終わったらすぐに燃やしてくれ。 組織はいつでも君を監視している。 高校は絶対に桜木に行くな。 遠く離れた場所に逃げろ。 お前の親友の雫と一緒に逃げろ。 実は、私は君の親友のお父さんと一緒に組織を調べてたんだ。 もちろん、彼女の父親が死んだのも、組織のせいだ。 2人でいれば大丈夫。 彼女はお前の支えになってくれるはずだ。 お前の新しい家はあらかじめ安全装置を設置している。 お前は安心して雫と暮らせ。 もう少しお前のそばにいてやりたかった。 ごめんな。 父より。