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人を見た目で判断しないで

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人を見た目で判断しないで

1 - 人を見た目で判断しないで

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2020年05月11日

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高校2年の夏、私は親の都合でT高校に転校した。

先生

みんなー、席につけー。転校生を紹介するぞー。

先生

えー、今日からこのクラスの一員となる春野マリナさんだ。仲良くしろよー。春野自己紹介。

マリナ

あ、はい!
えっと、初めまして。春野マリナといいます。よ、よろしくお願いします!

パチパチパチ

先生

えーとな、春野は聴覚障がいで補聴器をつけている。だが、みんなと同じように過ごせるからな。

先生

春野、後ろに空いてる席に座れ。
HR始めるぞー。

HRが始まり、緊張した自己紹介もなんとかできた。

しかし、この時はあんな事が起こるとは誰も思ってもいなかった。

ナルミ

ねー!

ナルミ

ねー!ってば!

マリナ

わ、私?

ナルミ

そーだよ!春野さんだっけ?
あたし、ナルミ!よろしくね!

マリナ

、、!あ!よ、よろしくお願いします!

ナルミ

ねー!ねー!春野さんは前、どこ住んでたの?

マリナ

えっと、東京だけど、。

ナルミ

まじ!いいなー!東京!
じゃーさー!この前テレビで出てたこの店とか、あ、この店も!行った?ちょー可愛いよね??

マリナ

え、えっと、その、、、。

パシッ!(頭を叩く音)

サク

こら、ナル!転校生ちゃん怖がってんじゃん!

サク

ごめんね😅
ナル悪気があるわけじゃーないんだけど。

マリナ

いえ、。

サク

あ、うちサク。よろしくね春野さん。

マリナ

あ、よろしくお願いします!

ナルミ

もー!サッちゃん痛いよー!

サク

あんたぐいぐい行きすぎなんだよ。ビビってたじゃん。

ナルミ

えー、そんなことないよぅ!
あ、春野さん!あたしのことナルって呼んでね!

サク

こら、話そらすな!
あ、うちもサクでいいよ!

マリナ

あ、ありがとう!
私もマリナって呼んでくれたらウレシイです。

ナルミ

なんで最後、声ちっさくなるの〜(笑)
よろしくね!マリナ!

サク

うん、よろしく、マリナ!
分からないことあると思うからなんでもうちらに聞いて。

マリナ

ありがとう!

前の学校ではこの耳で友達ができなかった。でも、この2人はそんな私に普通に話かけてくれた。

数日後

サク

おはよう、マリナ

マリナ

あ!おはようサクちゃん!

サク

がっこ、慣れてきた?

マリナ

うん!サクちゃんとナルちゃんが色々教えくれるから!

サク

そっか、よかった!

ナルミ

サッちゃん!マリナ!おはおは〜!!

サク

お、ナルおはよ。

マリナ

ナルちゃん!おはよう!

ナルミ

ねー、聞いてー!ママがさー、、、

この平凡な日常が私にとってとても幸せだった。

サク

やば!今日部活のモップがけじゃん!
2人ともごめん!部活行くね!

ナルミ

おけ〜頑張って〜(笑)

マリナ

うん!また明日ね!

ダダダダダッ(サクが走って教室から出て行った。)

ナルミ

さ〜て!あたしらも帰ろっか!

マリナ

あれ?今日ってナルちゃん、委員会あるって言ってたよね?

ナルミ

あーーー!!!
忘れてた!ごめん!すぐ終わると思うから待ってて〜!

マリナ

うん、大丈夫だよ!

ダダダダダッ(ナルミが慌てて教室から出て行った。)

マリナ

だいぶ学校にも慣れてきたな、あ、そうだ、今のうちにトイレ行っておこう。

ジャー(手を洗っていた)

キャハハハ(笑い声)

マリナ

(誰か来る。早く教室戻っちゃお。)

ドン

メグミ

いったーー。

マリナ

あ、ごめんなさい。

メグミ

ん?あれー?ずーーっとイヤホンしてる転校生ちゃんじゃん。まだ帰ってなかったの〜w

マリナ

えっと、ナルちゃんを待ってて。

メグミ

あー、ナルミね。
てかさー、あの2人がなんであんたと仲良くしてるか分かる??

マリナ

え?

メグミ

キャハハハww
知るわけないよね〜!あんたとつるんでるのは、っと言わないでおこーっとw

マリナ

…。

メグミ

あれれ?黙っちゃった?
もしかして聞こえてないかんじ?

メグミ

もしもーし!きこえてますかーー?ww

マリナ

き、聞こえてます。あの、そんなに大きな声出さないでください。

メグミ

は?こっちは親切に言ってあげてんのに何様のつもり??

メグミ

あー、気ぃ失せた。
バイバーい、イヤホンしてる転校生ちゃんwww

マリナ

......じゃあないよ。

メグミ

は?

マリナ

イヤホンじゃなくて補聴器です!

メグミ

は?wそんなの知らねーよ

マリナ

し、失礼します!

ダダダダダッ

メグミ

なにあいつ、まぢムカつくんだけど。

ナルミ

あ!やっと帰ってきた!
もー!どこ行ってたのー?(笑)

マリナ

ごめん、、。

ナルミ

ん?どーした?なんかあった?

マリナ

ううん!何もないよ!

ナルミ

そっか!待たせてごめんね!帰ろ!

マリナ

う、うん!

マリナ

(さっきのこと話した方がいいかな?
でも大袈裟にはしたくないし。)

ナルミ

マリナー?早く〜!

マリナ

あ、!ごめん!

キーンコーンカーンコーン

ナルミ

やっとお昼だーー!

サク

お腹すいた。

マリナ

私もお腹ぺこぺこだよ。

ナルミ

あ、しまった。

サク

どーした?

ナルミ

弁当忘れた。

サク

はい?

マリナ

え、それってまずいんじゃあ、

ナルミ

急いで買ってくる!

ダダダダダッ

サク

ナル!あいつ財布忘れてるんだけど、
マリナ、これ届けてくるから待ってて!

マリナ

うん!

メグミ

あれー?イヤホンちゃん、1人なの〜?

マリナ

メグミさん、

メグミ

ねー、ほんとにそれ補聴器なわけ?ww

マリナ

え?

メグミ

今って似たようなイヤホン沢山あんじゃん !w
嘘ついて音楽聞いてるんでしょ!

マリナ

ち、違うよ!本当に補聴器だよ!

バッ!

メグミがマリナの補聴器をとった。

マリナ

か、返して!!

メグミ

あんたが悪いのよ!イヤホンなんかしてるから!

マリナ

(なんて言っているの?聞こえない。ど、どうしよう。)

メグミ

ねーー!!聞いてるの!

マリナ

.............。

メグミ

無視するんじゃあないわよ!

メグミは私にむかって手をあげた。

マリナ

(叩かれる!)

パシッ

サク

メグミ、何やってるの?

ナルミ

マリナ!大丈夫??

ナルちゃんが来て顔を上げた。

そこには、メグミの手首をサクが掴んでいた。

サク

メグミ、それ返して。
マリナの大事な補聴器。

メグミ

あんたたちも分かっているんでしょ!こんな子と一緒にいてもおもしろくないでしょ!w

サク

補聴器、返して。

サクの握る手が強くなる。

メグミ

いった。

サク

返して。

メグミ

わ、分かったわよ!

バッ!

補聴器を返したあと、サクはメグミの手を離した。

サク

マリナ、大丈夫?

マリナ

う、うん、大丈夫。
ありがとう。

サク

メグミ、あんたも知ってるよね?マリナが補聴器つけてること。

メグミ

ナルミ

メグっち、なんでこんなことしたの?

メグミ

メグミ

だって、

バタン

私は何がなんだか分からず、パニックに倒れた。

ナルミ

マリナ!?

サク

ナル!先生呼んで!
うちはマリナ保健室連れて行く!

サク

メグミ、話は後で聞く。

マリナ

マリナ

マリナ

あれ、家?

マリナ母

『起きた?気分はどう?』

マリナ

(あ、補聴器今つけてないんだ。だから手話なのか。)

マリナ

『大丈夫だよ。』

マリナ母

『よかったわ。お友達が心配してたわ。気分がよければあとで連絡してみたら?』

マリナ

『分かった、ありがとうママ。』

母によると私は気を失って保健室に運ばれたらしいんだけど、あれから目を覚まさなかったらしいく早退したのだ。

マリナ

マリナ

2人に連絡してみようかな

マリナ

応答なし

応答なし

だめだ出ない。大丈夫かな?

ナルミ

不在着信

不在着信

サク

不在着信

不在着信

2人から連絡来てる。

マリナ

ごめん、今見たよ。

マリナ

2人とも、ありがとう!

ナルミ

よかったーー!
目ぇ覚めたんだね!

サク

気分はどお?大丈夫?

マリナ

うん!もう大丈夫だよ!

ナルミ

よかったよー😭
今日はゆっくり休んでね!

ナルミ

明日、学校これそう?

マリナ

うん!明日学校行くよ!

ナルミ

よかった!

マリナ

ねぇ、メグミさんはどうなったの?

ナルミ

サク

ナル、うちから言うよ。

サク

メグミは停学にはならなかったけど、1ヶ月の日直と1週間の反省文を書かされるって。

マリナ

そうなんだ。

サク

ごめんね。うちらがもっと気をつけていればよかった。

ナルミ

マリナ、ごめんね。

マリナ

なんで2人が謝るの!?
私は大丈夫だよ!

マリナ

あのね、私ね、補聴器をつけていれば普通の人と同じように生活ができるんだけど、でも補聴器つけてるってだけでなかなか友達ができなくて、だから!2人と友達になれて私、とてもうれしくて!私の友達になってくれてありがとう!

ナルミ

何言ってるのよーー!
ありがとうはこっちのセリフよ!(笑)あたしもマリナと友達になれてうれしい♥ありがと!

サク

あのさ、うちらはさ、マリナが障がい者だからってことで友達になったわけじゃないよ。マリナの可愛いさや、優しさとか全部が好きだから一緒にいるんだからね!うちらの友達になってくれてありがとう。

ナルミ

てかなんで、あたしらありがとうばっか言ってるんだろ(笑)(笑)

サク

あ、明日、メグミがマリナに謝りたいって。もう1度話すことになるけど大丈夫?

マリナ

うん、大丈夫だよ!

ナルミ

無理はしないでね!

マリナ

うん!何かあったらちゃんと言うよ!

次の日、メグミさんは私に謝りに来てくれた。

後から聞いた話だけど、なぜか私は密かに男子にモテてたみたいで、それに嫉妬したメグミさんが私に嫌がらせをしたらしい。

でも、これがきっかけでこの高校生活はとても楽しくて充実した時となった。友達の大切さ、ありがたさをより感じたように思えた。

END

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