中学時代
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琴音
私はクラスメイトのみんなにそう言われてきた。
私はそれが嬉しかった。
自分の褒めてもらうこと、背がみんなより低くても認めてくれることが。
けど、私はある日知った。
みんな私を嫌っているということを
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琴音
今日も言われた。
けど私は本当にそう思っているか分からなかったため、軽い気持ちで心を読んでみた。
心の中
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琴音
嘘…だったの…?
じゃあ…みんな私が悲しむ姿を見るのを楽しみにしてたってこと…?
いいや、違う。
隣の子も見てみよう…
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琴音
やっぱそうなんだ…
みんな…私のこと嫌いなんだ…
人間の本性って…本当に愚か…
信じた私も…
…どうせ他の人もこんな汚れた心なんだろうな
だったら…
もう人なんて信じない。
だって、みんな同じなんだから。
みんな私のことが嫌いなんだから。
もう心なんて読みたくない。
いや…元々は…
この能力があったから…
そしてその能力を持った私が存在したから…
だったら…
こんな能力なんて…
悪魔の能力を持った私なんて…!
存在しなければよかったッッ!!
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琴音
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この人達もみんなも…本当は私のこと嫌いなんだ。
けれどそれを知っても私はなにも知らないふりをしてこれから学校生活を送らなければならなくなる。
平然を偽って、なにも知らないふりをする。
私は数十秒前の自分を恨んでいる。
まぁ結局はドン底に落とされるんだけどね…w
誰もが1度は憧れる、心を読む能力。
それが私にはあるけれど…
私はこんな能力、嫌いです。
だって…
全てを知ってしまうから
前回のお気に入りコメント
みあ 様 コメントありがとうございます!
コメント
35件
琴音ちゃん…smさんを信じろ!他のMOB私が食っとくから!←バケモノ(^○^)
いや何?MOBとか言うやつ、、○ね あっ、すみません、、乱れてしまいました... 続き待ってます(*ˊᵕˋ*)