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あの事件からもう1年
あの事件から…
…
今…元気かな？
君を…
…俺が…
俺が…
█してしまった。
…
テグ
……ごめん
テグ
ごめんっっ！！！…
テグ
本当に…
テグ
本当に…ごめん…
何を言ったって
戻ってくるはずもないのに
俺はただ泣き叫んだ。
███が…
……
……
…練を…
試練を…
テグ
…え？
テグ
誰?!
試練を
その言葉が頭を過ぎった時。
何かが視界を隠した。
目を開けると暗闇。
テグ
あれ…
た…
また、
守れなかったんだね。
テグ
っ…
君なんか。
生きていなければ良かったのに
悪魔じゃなければ
昔の俺のままだったら
どんなに良かったか
テグ
ス……
…？俺は今何を…？
悪魔じゃなければ
あの子と会っていなければ
助けられたら
止められたら
別の人だったら
友達にならなければ
お前がっっっっっっ！！
██で無ければっっっ！！
テグ
わ、わかって…
お前が！！！
テグ
うるさい！！！！！
テグ
俺だって…
テグ
俺だって…俺だって分かってるんだよ！！
テグ
でも…
……
…あぁ
テグ
…ねえ…
テグ
君は…。
テグ
誰？
……
テグ
ねぇ…
……………
俺は…
…
謎の声は
暗闇から姿を表した
テグ
…！
███
僕は。…
テグ
！
███
僕は、
███
……███
テグ
…え？
テグ
今なんて…
███
やっぱり。
テグ
どういうこと？
███
俺は昔のお前。
███
もはや原型もないから
███
お前の記憶自身で思い出すしかない
テグ
そうなんだ…
███
█う██バグって…
テグ
…？
███
ごめ…も█…時間がない
███
どう█、思い…
テグ
……
きっと…
きっと思い出すよ
テグ
…？
また目を覚ますと、謎の通路に出ていた。
テグ
暗いな…どこだ？
テグ
…
お前が…
テグ
……
あの日は…
俺だって…
テグ
…
テグ
分かってる…
テグ
でももう…
???
何が？
第3話
テグ
わっわわわわわわ?!誰?!
テグ
おばけ?!
???
お！お前、俺の事が見えるのか？
???
それなら話が早いな！
テグ
話？
???
あぁ、まずは自己紹介からだな
グレイ
俺はグレイだ！
テグ
グレイ…
グレイ
そして…
アル
…
テグ
！
アル
あ…アルです。よろしくね…
テグ
うん！よろしく！
アル
…！
アル
…よろしく！
テグ
でも…
テグ
ここは…どこ？
アル
ひゃっ！
テグ
?!
天井から水が降ってきた？
テグ
なんで天井から？
アル
もしかして…天井からと言うことは…
アル
ここは海の中の通路なのかも…？
グレイ
いや…それは無いと思うぜ。
テグ
なんで？
グレイ
ちょっとついてきて
そう言い、暗い通路を進んで行った。
グレイ
ほら、ここだ
見えたのは鉄でできた頑丈な扉
テグ
扉だ…
グレイ
ほら…中も見えそうで見えない
グレイ
こんなんじゃ、海水は防げないと思うぜ？
テグ
なるほど…
テグ
でも…この中には何があるんだろう…
テグ
…
アル
鍵がかかってる…
アル
やっぱり、中に何かあるんだ…
テグ
…
アル
そういえばさ…
テグ
？
アル
手に…何かついてるよね
アル
腕輪かな？
アル
しかもこの紋章…
たしかに、アルの目には白い十字架が刻まれていた。
テグ
俺にはないけどなぁ…
テグ
でも腕輪はある…なんだろ？
グレイ
不思議だな…
その時
カランッ
テグ
ん？
すると俺達の前には
1人、立っていた。
???
あっ…
???
えーっと…
何かが…始まりそうな気がする
これから…
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