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れるは基本無口である
きっと僕が話しかけても本を見つめて ただそれだけ
こんな感じで特にどうって事ない人生です
れるは無口だけど
僕と仲がいい
ちゃんとれるって人は
僕のしんゆう
ちゃんと僕たちのひとり
〜昼食〜
〜放課後〜
↑頼んだポテトを食べてる
昔は違ったのにな
〜8年前〜
こえは基本無口である
だれに話しかけられようと 揺さぶられようと 顔色ひとつ変えない
そんな子
まだ僕たちが小学校3年生の時
れるは僕のクラスに転校生としてやってきた
先生
正直心の底からどうでもいいと思った
だから、特に何もせず放っておいた
れるはきっと昔から頭が冴える人間だった
だからなのか、何なのかは知らないが
とにかくれるの視界は僕で留まったようだった
ある時は僕の名前を誰かから聞き出して 喋りかけてきた
ある時は、僕の鉛筆を奪い 勝手にノートに落書きをした
ある時は、弱い一面を僕に見せた
ある時は、ぼくの声に全力で喜んだ
ある時はれるが話すだけの帰り道に肩を並べた
ある時は僕の涙を見つめてくれた
この時にはもう れると出会って2年が経っていた
れるは造詣のある人だった
自分の指先で音楽が創れた
地元の中学に入学してぼくも 少しずつではあるけど喋られるようになってきた
ただ、何故かれるの私物が次々に無くなった
ある時、れるへのい✘めがはじまった
日に日にれるは変わっていった
ある日彼が学校に来なくなった
どんなに待っても待っても れるは来なかった
<6 れるち
既読
既読
私物の紛失・盗難 身体・精神的暴力
それだけじゃない
れるの音楽、声をそいつらは 軽蔑したそうだ
心底腹が立った
〜20時36分〜
<106 れるとか言う奴
既読
~翌朝〜
↑出会ったのが高校からでそんな話知らない気まずい人
〜帰路〜
れるは無口です
でもそれは僕を信じてくれた証です
だから次は僕がれるを信じます
僕だから れるだから
生きていきます
ℯ𝓃𝒹