赤
赤
回らない頭を回しながら
机の上の封筒に手を伸ばす
その内の何枚かを抜き出して
リビングに向かった。
赤
つい本心を零しながら
机の上に何万かを置いて
学校の支度をするべく
廊下へと続くドアを開けようとした。
ドンッ
赤
桃
桃
俺だとわかった途端
あからさまに態度が変わった声
体が強ばるのを感じながら
無理やり顔を上げる。
桃
赤
なんで俺が謝ってんだろ
ガチャ
青
青
青
青
俺はつくづく運がないらしい。
出口を2人に塞がれ
目の前の会話を聞くしかなくなった
桃
青
青
青
青
桃
青
ぶつかっただけで怪我するわけねぇだろ
なんて本心は言ったら殺される
悪態は心の中だけに収めないと
それでこの前痛い思いしたばっかりだ
赤
青
青
口わる…
さっきの桃にぃへの態度は
どうしたんだよ
赤
はいしか言えない俺
従う事しかできない俺に嫌になる。
桃
青
青
桃
桃
青
青
4万もあるのに足りないって
どんな使い方してるんだか
大体中2にたかる高校生
どうかと思う
そんなことは置いといて
学校の支度しよ、
赤
赤
といいつつも
どうにもならないので
ボロボロの制服に手を伸ばす。
赤
そもそもどうにか手に入れた お下がりな上
毎日殴られて水掛けられれば
まぁこうなるよな
赤
赤
赤
赤
赤
ベッドの上のぬいぐるみを撫で
行ってきますと声を掛け
そのまま家を出た。
次回は他の兄弟も出せるかなぁ…
あんまり納得いかない 話になってしまった 参考にしたいのでコメント是非
コメント
7件
いやいやどこが納得いかないんですか 最高すぎますって!! 続き楽しみにしてます!
ホローとブックマーク失礼します
1話目から拝見しましたが書くの上手で読むの楽しかったです。ここからどうなるのか続きが楽しみです