仁
捜してどうするかと聞くと決まっていないが見つけたいと答えた。
母の制止を振り切り、家を飛び出して行った。
母は呆れ果てるが父は止めず、後を追うことに。
道中に様々な危険があるかもしれないと思い、武器を持たせようとする。
しかし、そんなものはいらないと言ってしまう。
仕方ないのでせめてこれを持っていきなさいと刀を渡す。
鬼丸は刀を受け取ると、それでは遅いと言い残し駆け出す。
父の制止を無視し走り続けた。
途中、鬼神に出会い道を尋ねようと話しかけるも無視された上に殺されかける。
何とか逃げ切ったが、この先にある洞窟へ行けと言われたため向かうことにする。
洞窟へ向かう途中で山賊に襲われている商人を助ける。
助けたお礼にと商品を貰うが、その商品の中に半身の手がかりとなるものがあった。
それは首飾りだった。
その首飾りを見た瞬間に自分の半身だと直感した。
これは渡せないと拒否するが、ならば自分が持っているといい、商人に返す。
商人
