この作品はいかがでしたか?
3,409
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遅くなってすみません🙏
紫
桃
青
赤
黄
橙
では
GO∠( ˙-˙ )/
俺は、出来損ない。
この物語は
そんな俺と
俺を変えてくれた兄のお話
橙
俺は橙
俺は一言で言えば
"出来損ない"
…なんで、って…
なるでしょ?
…俺はね
不登校、そして引きこもり。
こんなの、出来損ないやん?笑
いじめ、受けてさ。
先生に言ったよ。
「助けて」
って。
…そしたら先生
「橙くんに非があるんですよ」
って…
…意味わかんないでしょ…笑
…俺の前の日常
ぶっちゃけ、ぶっ壊れてた。
ばっしゃーん!!
もぶ
橙
もぶ
橙
もぶ
先生
先生
先生
もぶ
先生
橙
橙
橙
橙
橙
紫
赤
黄
青
橙
桃
紫
橙
紫
青
紫
さすさす…
橙
橙
ほら、ぶっ壊れてるでしょ笑
…あのあと
お兄ちゃんに正直に話した。
いじめも、先生のことも。
…そしたらブチ切れ。
解決は、したんだけど
あの日の嘔吐が原因で
兄以外の人
ほとんど
会えない。
恐怖症ではない。
別に、病院行ってみても大丈夫だったから。
…でも
同級生っぽい人や同じくらいの 身長の人と出会うと
…吐き気が止まらなくなったり
恐怖感が強くなる。
それから俺は
孤独な引きこもり生活が始まった
引きこもり生活、とは言ったものの
兄は何故か
俺にご飯を持ってきてくれる。
調子がいい時は一緒に食べることもある。
最近は出来てないけど…笑
紫
橙
紫
橙
がちゃっ
紫
紫
よしよし
橙
紫
橙
紫
紫
橙
紫
橙
紫
紫
橙
紫
青
ぎゅっ!
橙
桃
赤
橙
黄
桃
紫
桃
そこには
つやつやしてる うなぎの乗った
ほっかほかのうな重があった
こんなに豪華な時
だいたい"なにかある"
…でも
みんなそんなこと、知らなそうだった
桃
赤
黄
紫
紫
青
紫
紫
橙
桃
青
紫
橙
…やっぱお話…
紫
紫
紫
紫
橙
紫
紫
紫
橙
紫
ぎゅっ!
橙
紫
橙
あの日があってから
ごはんはみんなで食べるようにした
でもやっぱ慣れなくて
"毎日"は難しかった。
たまに降りてから
気持ち悪くなったり
恐怖感が強くなったり。
でもそんなことを気にするのは
ほんの数日だけだった。
気持ち悪くなったときは仕方なくて
ソファで横になって
少し遅れて食べることがあった。
でも恐怖感に襲われた時は
みんなが抱きしめてくれた。
「重いよ笑」って
言えるくらい。
桃
橙
ぎゅっ!
その後
一緒にいる時間も増えた。
兄に言うことが減ってきていた
「お兄ちゃん」
を
俺はようやく言えるようになった。
数週間後
橙
紫
橙
ぎゅっ
紫
橙
紫
橙
橙
紫
紫
青
橙
ご飯を一緒に食べれる
これを達成したものの
俺は正体の分からない 不安に襲われ続けていた
橙
赤
橙
赤
ぎゅっ
赤
黄
紫
橙
桃
橙
青
橙
青
桃
桃
紫
不安に襲われるのも束の間
兄がいたから毎度、
不安を減らしていくことが出来た
あれから約1年半経った。
中学2年生では
1日も登校していない。
"フリースクール"
そう呼ばれる場にたまに、行っていた。
怖くて行けない日も多かった。
でも
先生が優しくて
俺を贔屓する人はひとりもいなかった。
ところで
俺は今
"進路" という名の壁に立ちはだかっている
学校に行かなかった人がどうするのか。
外が怖い人はどうするのか。
そんなことが不安で不安で
体調を崩しやすくなった。
橙
紫
橙
紫
赤
桃
黄
桃
桃
橙
青
橙
桃
桃
桃
青
橙
橙
紫
紫
紫
橙
赤
黄
紫
橙
紫
橙
ぎゅっ
紫
橙
紫
よしよし…
紫
橙
その後、
あっという間に
試験日が来た。
面接があって
(面接かどうかは実際は知りません)
(ストーリーとして読んでください)
その場に行かなくてはならなかった。
案の定
俺は吐き気も恐怖感も催した。
なんなら、出る前ちょっと、 吐いちゃった。
でも休むわけにはいかなくて
頑張って会場に行った。
試験監督が2人と
俺1人
3人での面接だった。
面接官に俺は
こう聞かれた
「将来したいことはありますか」
俺にとって
したいことはたったひとつ。
「ここまで救ってくれた兄に」
「倍の恩返しをしたいです」
もちろん、理由を聞かれる。
俺は正直に
「俺はいじめで不登校、引きこもりでした。」
「人に会うのが怖くて」
「人と会う時は体調がすぐれません。」
「今日も、緊張や恐怖感でいっぱいです。」
「でも、そんな俺をこの場に座らせてくれているのは」
「兄がいるからです。」
「兄には数え切れないほど助けてもらいました。」
「そんな兄の役に立てる」
「そんな大人に、俺はなりたいです。」
俺は数週間後
「合格」
の文字を見た。
兄は盛大に喜んでくれて
お祝いのパーティーまでしてくれた。
きっと
これからも兄には迷惑をかけると思う。
けどその分
"ゆっくり"
兄への恩返しをしていきたいです。
うわ没…
コメント
15件
この天才的な作品が没なら私の小説ホコリレベルですよ!?
全然没じゃないです!!!!!!!!神作を没っていうのやめましょ?