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大切なものを守るために

第33話 - 別の任務

2022年09月19日

#呪術廻戦夢小説

空

五条・天内「めんそーれー！！！！」

黒井美里

まさか盤星教信者…非術師にやられるとは
自分が情けない

夏油傑

不意打ちなら仕方ないですよ
私の責任でもある

千波ユリ

責任を感じなくても大丈夫なのでは？
無事だったのですから、今はそれで良いと思いますよ

夏油傑

ユリ、来ていたんだね

千波ユリ

(ﾆｺｯ
尋問は終わりましたよ

夏油傑

お疲れ様　情報は掴めたのかい？

千波ユリ

盤星教の末端でしたから、情報と言えるものは聞くことが出来ませんでしたね

夏油傑

そうか、それは残念だね
…ユリ、なぜ沖縄を指定してきたのかは分かるかい？

黒井美里

時間稼ぎじゃないんですか？
理子様を殺められなくても明日の満月に間に合わないよう

夏油傑

それなら交通インフラの整っていない地方を選びます

千波ユリ

私も疑問に思っていたのですよね…
人質である黒井さんを運ぶなら、普通は車で移動するはずです
それに…

夏油傑

何か、気になることでもあるのかい？

千波ユリ

…傑、最後まで油断しないで下さいね
最後の最後にやられたら、今までの努力が水の泡となってしまいますから

夏油傑

あぁ、分かっているよ

千波ユリ

それなら良いのですがね

黒井美里

あの、いいんでしょうか　観光なんて

夏油傑

言い出したのは悟ですよ

千波ユリ

悟なりに考えているでしょう

夏油傑

そうだね、でもそろそろ
悟！！時間だよ

五条悟

あもうそんな時間か

天内理子

(ｼｭﾝ

樋口隼人

ユリに頼まれていた件だが、高時家の当主が犯人だったな

千波ユリ

そうですか、高時家は本家に近い分家ですからね…
どうせ、時家と千波家の関係性が変わることを恐れたのでしょうね

樋口隼人

そうだろうな
高時家は数年前、千波家に弱みを握られたことがあったからな…

千波ユリ

私を始末したからと言って、変わらないというのに…
何を考えているのでしょうかね

樋口隼人

さぁな

千波ユリ

(父からの依頼が終わっていないというのに、高時家は厄介なことをしますよね…)

五条悟

ユリ、来てたのかよ

千波ユリ

こんにちは
とても楽しそうでしたね(ﾆｺｯ
そろそろ帰るのでしょう？

五条悟

いや、１日延長する

千波ユリ

あら、だったら七海と灰原も１日延長になりますね

五条悟

そうなるな
それよりも、お前が聞いてないなんて珍しいな

千波ユリ

…私だって、聞いていないときはありますよ

天内理子

！！　お主は千波ユリじゃろ

千波ユリ

そうですよ
楽しんでいますか？

天内理子

もちろんじゃ
お主も一緒に来るか？

千波ユリ

いえ、私は用事がありますので…
…その前に、天内さん　これを持っておいて下さい

天内理子

？なんじゃ？これは…

千波ユリ

あなたを一度だけ護ってくれるお守りです
肌身離さず持ってくださいね

天内理子

うむ、分かった　ありがとうな

千波ユリ

ふふ、悟、傑　失礼しますね

夏油傑

あぁ、気を付けるんだよ？

千波ユリ

お二人もですよ？

五条悟

俺達は最強なんだから、大丈夫だろ

千波ユリ

確かにそうですね

樋口隼人

(ユリを怒らせたら面倒だというのに、何を考えてるんだか)

樋口隼人

静かに暮らしていたら、こんな目に会わなかったのにな高時家の当主様？

高時家当主

うっ…化け物共め

樋口隼人

お前らには言われたくねぇーよ

大切なものを守るために

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空

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