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俺は床にぶちまけられた水を雑巾でふく
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ときどき思う。
俺にも、友達が欲しい。
一緒に笑い合えて、
困ったときには助け合って、
そんな友達がいたらいいのに。
なんて
叶うはずもないのに──。
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ギリギリHRが始まる前に席につく。
先生
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一時間目だ。
今日は国語。
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先生
あ、まただ。
俺は目が見えないから特別に点字の教科書を使っている。
それが度々無くなることがあるのだ。
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今日は音声にしよう。
どーせあいつらのロッカーの中だ。
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ポチポチ
音が流れる。
今日は物語文か、めんどくさいな。
あ、でもこの話好きかも。
先生
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やっと昼休み。
苦痛の四時間を終え、唯一休める時間だ。
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屋上。
人気なイメージが多いが、この学校は食堂が人気だ。
日替わりランチが美味しいらしい。
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蓋を開け、箸を進める。
もう食べるのにも慣れたもんだ。
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そういや唐揚げ初めて作ったなぁ…
油飛び散ったり加減分からなくて大変だったけどw
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このあとの時間が俺は好き。
誰にも邪魔されず、聞かれず、
歌を歌っている時間が俺は好き。
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授業が終わり、帰る時間になった。
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やっと帰れる…
先生
先生
えっ、
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ザワザワザワザワ
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どんな奴なんやろ。